叢書・知を究める<br> ウメサオタダオが語る、梅棹忠夫―アーカイブズの山を登る

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ウメサオタダオが語る、梅棹忠夫―アーカイブズの山を登る

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623080083
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0323

出版社内容情報

「ウメサオタダオ展」の実行委員長を務め、その往還を肌で感じた著者が、梅棹忠夫自身とも言えるアーカイブズが語る梅棹忠夫に接近国立民族学博物館(みんぱく)にある梅棹アーカイブズ。梅棹忠夫が残した膨大な資料がそこにある。そのアーカイブズ資料に残された過去と現在は、過去からも現在からも往還をし続ける。本書は、「ウメサオタダオ展」の実行委員長を務め、その往還を肌で感じた著者が、梅棹忠夫自身とも言えるアーカイブズが語る梅棹忠夫に接近する。

序 章 梅棹のコーパス



第1章 資料としての梅棹

 1 近くて遠い今西錦司との仲

 2 水平思考の生まれる秘訣



第2章 知的生産のデザイン

 1 「知的生産」の原理

 2 ロングセラーの源泉

 3 ローマ字運動への傾倒



第3章 たゆまぬ知的前進

 1 カメラと写真

 2 「引紹批言」の記録

 3 文章表現に対する飽くなき努力



第4章 知的に遊ぶ梅棹

 1 ヒツジをめぐる物語

 2 ベンゼン核の好敵手──川喜田二郎

 3 幻の雑誌『地平線』

 4 進化し続けるアーカイブズ

 5 幻のベストセラー「人類の未来」



第5章 山をたのしむ

 1 生涯の兄貴分──吉良竜夫

 2 ヒマラヤへの執念

 3 山に始まり、山に終わる



第6章 未来を見つめ、「みんぱく」へ

 1 未来を語る人びと

 2 日本の成功体験「万博」から「みんぱく」へ



第7章 文明へのまなざし

 1 エスペラントの夢

 2 「文明の生態史観」の誕生

 3 梅棹忠夫の女問題

 4 「日本探検」



終 章 最期のデザイン



参考文献

あとがき

梅棹忠夫年譜

人名・事項索引

小長谷 有紀[コナガヤ ユキ]
2017年1月現在人間文化研究機構理事

内容説明

国立民族学博物館(みんぱく)にある梅棹アーカイブズ。梅棹忠夫が遺した膨大な資料がそこにある。なぜこれほどまで山のような資料を梅棹は遺したのか。その資料は本人のように「ウメサオタダオ」として雄弁に「梅棹忠夫」を語り始める。そして資料に遺された過去は、現在と往還し続ける。本書は、「ウメサオタダオ展」の実行委員長を務め、その過去と現在、そして未来の往還を肌で感じた著者が、梅棹忠夫その人に接近し、登頂を果たした登攀記である。

目次

序章 梅棹のコーパス
第1章 資料としての梅棹
第2章 知的生産のデザイン
第3章 たゆまぬ知的前進
第4章 知的に遊ぶ梅棹
第5章 山をたのしむ
第6章 未来を見つめ、「みんぱく」へ
第7章 文明へのまなざし
終章 最期のデザイン

著者等紹介

小長谷有紀[コナガヤユキ]
1981年京都大学文学部史学科卒業。同大学院博士課程に進んだ後、満期退学。1986年京都大学文学部助手、1987年国立民族学博物館助手、1993年同助教授、2003年同教授。2011年国立民族学博物館での特別展「ウメサオタダオ展」の実行委員長を務める。2013年紫綬褒章受章。現在、人間文化研究機構理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

7
ウメサオタダオが語る、梅棹忠夫 サブタイトル アーカイブズ 資料が語る知的巨星の実相、先覚的な業績と驚くべき発想の原点とは何か。「ウメサオタダオ展」の実行委員長を務めた著者が、梅棹忠夫が残した膨大な資料を探索し、その人生をたどる。梅棹忠夫年譜も収録。『究』連載に加筆。2017/06/13

かりん

2
4:《網羅的なウメサオタダオ像。》久々のウメサオ本(昨年末ロンドクレアント行ってから何も…)。小長谷先生の読みやすい文章で、数々の記録がひも解かれ、分類されて、網羅的に紹介されていきます。最期のときの様子などはあまり知らなかったので引き込まれた。進歩しないでおく、性の極小化、日本文明はクジラ。日記や記録と回想の違いという話もふむふむ。全集にまたチャレンジしよう。U2017/06/29

takao

1
未完の書もある2017/11/02

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