出版社内容情報
極支配体制へと変貌した共産党政権。「新常態(ニューノーマル)」の時代にはいった中国と世界情勢の変化をたどる
内容説明
集団指導体制から習近平の強烈なリーダーシップによる一極支配体制へと変貌した共産党政権。「一帯一路」構想、AIIB、南シナ海問題、汚職摘発、抗日勝利七〇周年軍事パレード、香港「雨傘運動」―「新常態(ニューノーマル)」の時代へとはいった中国と東アジア情勢の変化をたどる。外交、内政、経済から現代中国の動向を追う「シリーズ・チャイナウォッチ」待望の第三巻。
目次
第1章 着々と進む習近平集権化
第2章 世界情勢の急変に対応する中国
第3章 香港で「雨傘運動」、形骸化進む「一国二制度」
第4章 汚職追放キャンペーンが一段落
第5章 南シナ海とサイバーで対峙する米中両国
第6章 後退が顕著になった中国経済
著者等紹介
濱本良一[ハマモトリョウイチ]
1952年名古屋市生まれ。東京外国語大学外国語学部中国語科卒。讀賣新聞ジャカルタ特派員、上海特派員、北京特派員、香港支局長、中国総局長、調査研究本部主任研究員、米カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム大学院非常勤講師、論説委員(中国&東南アジア担当)などを務める。現在、国際教養大学グローバル・スタディズ課程教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。