出版社内容情報
日本における里親制度は現在、大きな変革の時期を迎えている。本書では、社会的養護における里親制度の位置づけを示し、実際に里親になりたい人がどのような流れをたどるのか具体的に学べる。委託された後のさまざまな支援や里親制度を支える社会的資源などについても、研究者や実践家がわかりやすく解説する。社会的養護を学ぶためのテキストとして、また里親研修や、実際に里親になることを考えている人にとっても役に立つ一冊。
目次
第1章 里親ソーシャルワークの意義と内容
第2章 里親の開拓・申請・認定・登録の流れ
第3章 子どものニーズとマッチングから委託までのプロセス
第4章 委託後の里親支援
第5章 子どもと里親が困難を抱えるときの支援
第6章 里親の養育力・専門性の向上とトレーニング
第7章 実親の生活課題と子どもとの交流
第8章 里親養育を支える社会資源の役割
資料編