出版社内容情報
フランクルの『夜と霧』の原著刊行当時に併載されていた創作劇、初の邦訳刊行。フランクルのメッセージが込められた一冊フランクルの残した創作劇、初の邦訳刊行。『夜と霧』の内容がリアルに戯曲化、人間の真実の生き方や在り方、宗教的・形而上学的真理や文明批判が込められた。(原書:ynchronisation in Birkenwald : Eine metaphysische Conference ,1948)
はしがき
第1部 ビルケンヴァルトの共時空間
『ビルケンヴァルトの共時空間──ある哲学者会議』、その成り立ち
フランクル作『ビルケンヴァルトの共時空間──ある哲学者会議』
先行研究およびフランクル自身の作品解説
第2部 フランクルの思想を読み解く
1 フランクル著『ビルケンヴァルトの共時空間──ある哲学者会議』に込められた想い
2 思想劇に登場する人物について
3 思想劇に登場する哲学者たちについて
4 フランクルが理解する旧約聖書「カインの印」
5 フランクル心理学の基本的な考え方
6 フランクルの実存思想
ヴィクトール・E・フランクル[ヴィクトール E フランクル]
諸富 祥彦[モロトミ ヨシヒコ]
2017年4月現在明治大学文学部教授
広岡 義之[ヒロオカ ヨシユキ]
*2016年12月現在神戸親和女子大学発達教育学部教授 同大学大学院文学研究科担当
林嵜 伸二[ハヤシザキ シンジ]
2017年4月現在京都大学ほか非常勤講師
内容説明
同じ過ちを繰り返してはならない。フランクルの残した創作劇、初の邦訳刊行。『夜と霧』の内容がリアルに戯曲化、人間の真実の生き方や在り方、宗教的・形而上学的真理や文明批判が込められた。
目次
第1部 ビルケンヴァルトの共時空間(『ビルケンヴァルトの共時空間―ある哲学者会議』、その成り立ち;フランクル作『ビルケンヴァルトの共時空間―ある哲学者会議』;先行研究およびフランクル自身の作品解説)
第2部 フランクルの思想を読み解く(フランクル著『ビルケンヴァルトの共時空間―ある哲学者会議』に込められた想い;思想劇に登場する人物について;思想劇に登場する哲学者たちについて;フランクルが理解する旧約聖書「カインの印」;フランクル心理学の基本的な考え方;フランクルの実存思想)
著者等紹介
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
1963年生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員、千葉大学教育学部講師、助教授を経て、明治大学文学部教授教育学博士、臨床心理士、日本トランスパーソナル学会会長、気づきと学びの心理学研究会“アウエアネス”代表
広岡義之[ヒロオカヨシユキ]
1958年生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程(教育学専攻)単位取得満期退学。現在、神戸親和女子大学発達科学部教授、博士(教育学)
林嵜伸二[ハヤシザキシンジ]
1971年生まれ。京都大学大学院人間環境学研究科博士後期課程(文化地域環境学専攻)単位取得退学。現在、京都大学ほか非常勤講師。論文「カフカ文学における異文化性とユダヤ性―一九一四年成立の『流刑地にて』とアメリカ小説『失踪者』断章を手がかりに」『オーストリア文学29』、2013年(第11回日本オーストリア文学会賞(論文部門)受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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