シリーズ・ニッポン再発見<br> 日本の橋―その物語・意匠・技術

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シリーズ・ニッポン再発見
日本の橋―その物語・意匠・技術

  • 五十畑 弘【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • ミネルヴァ書房(2016/12発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623078905
  • Cコード C0336

出版社内容情報

歴史や小説の舞台となった橋にまつわる物語や、その造形・技術の視点から紹介する。人々の行き来や物の移動を可能とする手段として、生活の場に密着した橋は、地域社会を構成する欠かすことのできない要素となった。橋の成り立ちを知り、その歴史を訪ねることは、そのまま人間社会の歴史、文化の理解につながる。本書では、歴史や小説の舞台となった橋にまつわる物語や、造形の対象としてみた橋の意匠、そして構造物の側面からみた橋の技術の視点から話題を設定し、これを通じて歴史、文化について見ていく。

[巻頭カラー特集]橋から見る日本文化と歴史



はじめに



1 古代から近世

  日本の古橋

  江戸の橋



2 在来種と外来種

  反橋

  石造アーチ



3 対外比較による日本の橋

  西欧人の見た日本の橋

  サムライの見た西欧の橋



4 鉄とコンクリート

 鉄橋ことはじめ

  コンクリート高架橋



5 伝説と物語

  夏目漱石の小説と橋

  伝説と迷信の橋



6 動く橋

  可動橋とは

  近代初期の可動橋



7 木造橋の構造

  梁の力学

  中世以後の欧米の木造橋

  梁からトラスへ



8 橋の建設と契約

  橋の注文方法

  明治以前の入札、施工方式

  明治における請負形式

  日本人の契約意識





[橋事情余話]

  世界遺産の刎橋「フォース鉄道橋」

  イギリス版石橋「ター・ステップ」

  江戸東京下町の橋

  東京日本橋川の一番橋「豊海橋」

  晒首のメッカ中世のロンドン橋

  変わり種の可動橋2種

  トラス構造の訳語表現

  国際契約をめぐるトラブル



おわりに

参考文献

さくいん

五十畑 弘[イソハタ ヒロシ]
2016年12月現在 日本大学生産工学部教授

内容説明

そこに人が集まり、歴史が刻まれ、物語が生まれる。人や物の往来する「橋」を多面的にとらえる。

目次

巻頭カラー特集 橋から見る日本文化と歴史
1 古代から近世
2 在来種と外来種
3 対外比較による日本の橋
4 鉄とコンクリート
5 伝説と物語
6 動く橋
7 木造橋の構造
8 橋の建設と契約

著者等紹介

五十畑弘[イソハタヒロシ]
1947年東京生まれ。日本大学生産工学部土木工学科卒業。博士(工学)、技術士(建設部門)、土木学会特別上級技術者。日本鋼管(株)で橋梁、鋼構造物の設計・開発、営業に従事。企業統合後のJFEエンジニアリング(株)で空港関連のプロジェクトマネジャー、技術主席を経て退職。現在、日本大学生産工学部教授。鋼構造、土木史、土木遺産の保全を中心に研究活動。文化庁文化審議会専門委員、国交省総合評価委員、東京都、富山県、埼玉県等の文化財保護審議会委員他、複数の土木遺産修復・保全の委員会委員、委員長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

68
七夕に日本の橋についての本を読み終えた訳である。グラビアには明石海峡大橋が取り上げられているが、本文中で言及は無い。記事自体は興味深く楽しめた。2024/07/07

Mzo

14
橋を見るのは楽しい。機能美、という言葉が最もふさわしい建造物だと思う。本書は橋の歴史とともに多くの橋を紹介しており、読んでて楽しい。でも、吊り橋や斜張橋にほとんど触れていないのはなぜ?そこは正直物足りない。これらの架橋技術も「日本の橋」の大きな要素だと思うのだが…2018/06/26

14
此方と彼方を隔て、つなぐ境界でもある橋。戦いや伝承の舞台となった橋の紹介や梁構造からトラス構造へと移り変わる建造の歴史まで盛りだくさんな一冊。瀬田の唐橋で起きた武内宿禰や壬申の乱や木曾義仲の戦いなどをみてると、同じ橋を舞台にした大河ドラマ的なものが欲しくなる。お雇い外国人には原始的と酷評された日本の橋だけれど、そりゃ災害が多いから、あえての簡素さなんだよ、異国の人には分からないよと遠い目になる。個人的には漱石の「三四郎」を東海道線の路線図と川を渡す橋とを図解して、時系列に並べたものが面白かった。2017/02/04

マカロニ マカロン

4
個人の感想です:B。映画「君の名は。」でも川はこの世とあの世の境に流れていた。そんな(深層)意識があるせいか、その境を渡る橋には何か特別な意識を持つことがある。そんな場所柄のためか京都三条大橋下の河原は処刑場として数多くの死刑が執行されてきた。それは日本だけではなく、英国のロンドン橋の南詰には処刑された罪人の首を晒し首として槍に突き刺したものが林立していたという。幕末日本を訪れた外国人の目には日本の橋は梁構造の原始的なものに見えたらしい。明治期一気に鉄鋼の橋を架け、鉄道を普及させ富国強兵を達成したのだ。2017/03/11

お抹茶

3
橋の発達を図説で解説。アーチは下向きに作用する力をアーチリブを圧縮する力に変換し,大地に伝達する。アーチリブを構成する石材は圧縮力に対して強い性質を持ち,自力の重さで相互に押し付け合って安定する。鉄道橋の場合,炭素を多く含む固くて脆い鋳鉄では支えきれず,19世紀中頃以降,粘りのある錬鉄が使われるようになった。19世紀末には鋼に替わった。構造力学の確立は大量建設時代の工学技術を支えた知識。2017/07/04

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