ミネルヴァ日本評伝選<br> 早川孝太郎―民間に存在するすべての精神的所産

個数:

ミネルヴァ日本評伝選
早川孝太郎―民間に存在するすべての精神的所産

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 379,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623078394
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0339

出版社内容情報

奥三河の「花祭」は何を伝えるのか・・・ 日本の民俗を探究した、旅の生涯。奥三河に伝わる花祭を調査し、民俗芸能の古典『花祭』を著した早川孝太郎。本書では、柳田國男や澁澤敬三ら多くの民俗学者との交流とともに、旅の中で民間伝承を探究し続けた、その知られざる生涯を描く。

はじめに



序 章 地狂言から花祭へ



第一章 「花」の仕組みの概略

 1 祭場の区画と役割

 2 みんなで担う祭り

 3 一力花と澁澤敬三

 4 変わる祭日と廃絶



第二章 繋がる祭りと神楽

 1 古戸の祭りと神事

 2 蘇った大神楽



第三章 故郷と絵筆に込めた思い

 1 小学生の頃まで

 2 豊橋そして東京へ

 3 活躍した絵筆



第四章 書き続けた『花祭』

 1 重なる業務

 2 出版企画に着手

 3 新たな展開



第五章 旅と出会いと学び

 1 行きたいところへ

 2 仙台の佐々木家へ

 3 松本で話をする

 4 民俗に関する問状

 5 漁民史料の整理



第六章 民俗品から民具へ

 1 生活用品を蒐集する

 2 蒐集する民具要目

 3 民具の定義と蒐集



第七章 旅あちらこちら

 1 北へ南へ山里へ

 2 寺川・椿山・石神

 3 島をめぐる

 4 島の暮らしを調査

 5 沖縄の島々をまわる



第八章 農村救済に努める

 1 明日の農村のために

 2 満蒙開拓移民



第九章 朝鮮・満洲・中国へ

 1 主眼は作物調査

 2 興亜院嘱託



第十章 信州の山村に暮らす

 1 下絛村に新家庭

 2 終戦の近い頃



第十一章 昭和二十年代の日々

 1 学園の先生になる

 2 別々の暮らし



第十二章 終わりのない旅

 1 文化財審議委員

 2 田植習俗調査



参考文献

おわりに

早川孝太郎年譜

地名索引

事項索引

人名索引

須藤 功[ストウ イサオ]
2016年9月現在民俗学写真家

内容説明

早川孝太郎(一八八九~一九五六)民俗学者、画家。奥三河に伝わる花祭を調査し、民俗芸能の古典『花祭』を著した早川孝太郎。本書では、柳田國男や澁澤敬三ら多くの民俗学者との交流とともに、旅の中で民間伝承を探究し続けた、その知られざる生涯を描く。

目次

「花」の仕組みの概略
繋がる祭りと神楽
故郷と絵筆に込めた思い
書き続けた『花祭』
旅と出会いと学び
民俗品から民具へ
旅あちらこちら
農村救済に努める
朝鮮・満洲・中国へ
信州の山村に暮らす
昭和二十年代の日々
終わりのない旅

著者等紹介

須藤功[ストウイサオ]
1938年秋田県横手市生まれ。民俗学写真家。民俗学者の宮本常一に師事し、各地の日々の生活を写真で記録するとともに、生活史の調査研究を続ける。日本地名研究所より第8回「風土研究賞」を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

笛吹岬

3
早川について書かれたものといえば、『日本民俗学のエッセンス - 日本民俗学の成立と展開』にある福田アジオ氏の論考ぐらいしか印象にないが、本書は早川自身の手帳などの1次資料を活用したもので、今後の研究のメルクマールとなるものとなった。その1次資料は未來社から著者に引き渡されたようだが、本書を生かすためにも広く公開されることが必要である。2017/02/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11225010
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品