やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ<br> よくわかるスクールソーシャルワーク (第2版)

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やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ
よくわかるスクールソーシャルワーク (第2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 245p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623078349
  • NDC分類 371.43
  • Cコード C3336

出版社内容情報

スクールソーシャルワークの歴史と動向や基礎理論、具体的な実践等の各トピックを、見開きページでわかりやすく解説学校における現代的課題、またその背景にある子どもを取り巻く環境を取り上げ、現代の子どもとその家庭が抱える諸問題について考察する。また同時に、そもそもスクールソーシャルワークとはどのようなものなのか、その歴史と動向や基礎理論、具体的な実践等の各トピックを、見開きページでわかりやすく解説する。最新のデータや法制度を反映し、現状にあった理解ができる改訂版。

はじめに

? なぜスクールソーシャルワークが必要なのか
 1 学校における現代的課題(1)
   問題事象の増加
 2 学校における現代的課題(2)
   子どもの発達の多様性
 3 学校における現代的課題(3)
   保護者の要求の背景にある学校への不安と期待
 4 学校における現代的課題(4)
   ゆとり教育の後退と教育改革
 5 学校における現代的課題(5)
   学力と貧困
 6 学校における現代的課題(6)
   教員の精神的疲弊
 7 背景にある子育て環境(1)
   子育て不安,孤立の増加
 8 背景にある子育て環境(2)
   経済的問題の増加
 9 背景にある子育て環境(3)
   子どもの生活の変化
 10 背景にある子育て環境(4)
   地域の変化
 11 背景にある子育て環境(5)
   マイノリティと社会環境??外国籍の子どもたちを取り上げて

? スクールソーシャルワークとは
 1 スクールソーシャルワーカーとは
 2 スクールソーシャルワークの価値
 3 スクールソーシャルワークの目的と役割
 4 スクールソーシャルワーカーとスクールカウンセラーの違い
 5 スクールソーシャルワークの意義

? スクールソーシャルワークの歴史と動向
 1 アメリカのスクールソーシャルワーク
 2 アメリカのミクロ・メゾ・マクロスクールソーシャルワーク
 3 韓国のスクールソーシャルワーク
 4 他国のスクールソーシャルワーク
 5 日本のスクールソーシャルワーク(1)
   スクールソーシャルワーク前史
 6 日本のスクールソーシャルワーク(2)
   近年のスクールソーシャルワーク
 7 日本のスクールソーシャルワーク(3)
   最近のスクールソーシャルワーク

 コラム1 SSWの参考になる制度
   イギリスの拡大学校
 コラム2 SSWの参考になる制度
   フィンランドの「ネウボラ」制度

? 学校教育の特徴
 1 学校における教育の特徴と学校「文化」
 2 教育関係の法律とスクールソーシャルワーク
 3 教育行政の仕組みと学校
 4 学校の経営と管理
 5 教育相談・生徒指導体制
 6 「生徒指導提要」とスクールソーシャルワーク
 7 学校教育の現状と課題
 8 スクールソーシャルワークにおける教育委員会の役割
 9 家庭教育,社会教育との関連
 10 コミュニティ・スクールとの関連

? 教育(学校)が連携する機関とその機能
 1 福祉関係の法律とスクールソーシャルワーク
 2 児童相談所の機能
 3 福祉事務所の機能
 4 自立相談支援機関の機能
 5 市町村と要保護児童対策地域協議会
 6 児童福祉施設の機能
 7 保健所・保健センターの機能と地域の病院の機能
 8 配偶者暴力相談支援センター・婦人相談所の機能??DV被害者支援
 9 発達障害者支援センター・教育センターの機能
 10 オルタナティブ教育機関(フリースクール等)の機能
 11 家庭裁判所・少年院の機能
 12 司法領域(刑事司法制度)におけるソーシャルワークの機能

? スクールソーシャルワークの基礎理論
 1 岡村理論とスクールソーシャルワーク
 2 システム理論におけるスクールソーシャルワーク
 3 エコロジカル・アプローチにおけるスクールソーシャルワーク
 4 協働理論におけるスクールソーシャルワーク
 5 ジェネラリスト・ソーシャルワークとスクールソーシャルワーク
 6 教育福祉とスクールソーシャルワーク
 7 グループワークとスクールソーシャルワーク
 8 修復的対話とスクールソーシャルワーク
 9 コミュニティワークとスクールソーシャルワーク

? スクールソーシャルワークの展開過程
 1 ミクロ実践の展開過程(1)
   スクールソーシャルワークにおけるアセスメント
 2 ミクロ実践の展開過程(2)
   スクールソーシャルワークにおけるプランニング
 3 ミクロ実践の展開過程(3)
   スクールソーシャルワークにおけるモニタリング
 4 メゾ実践の展開過程(1)
   学校アセスメントから変革へのプランニング
 5 メゾ実践の展開過程(2)
   校内にチームアプローチをつくる
 6 メゾ実践の展開過程(3)
   ケース会議の展開
 7 メゾ実践の展開過程(4)
   校内研修の開催
 8 マクロ実践の展開過程(1)
  マクロアセスメントからプランニングへ
 9 マクロ実践の展開過程(2)
   結果としてのスクールソーシャルワーク制度成立
 10 マクロ実践の展開過程(3)
   マクロ実践としてのスクールソーシャルワーク制度定着と拡充

? スクールソーシャルワーク実践
 1 教育・福祉施策とSSW(1)
   教育行政におけるスクールソーシャルワークの位置づけ
 2 教育・福祉施策とSSW(2)
   社会教育とスクールソーシャルワーク
 3 教育・福祉施策とSSW(3)
   家庭教育とスクールソーシャルワーク
 4 教育・福祉施策とSSW(4)
   特別支援教育とスクールソーシャルワーク
 5 教育・福祉施策とSSW(5)
   いじめとスクールソーシャルワーク
 6 教育・福祉施策とSSW(6)
   不登校とスクールソーシャルワーク
 7 教育・福祉施策とSSW(7)
   学力保障とスクールソーシャルワーク
 8 教育・福祉施策とSSW(8)
   保護者対応とスクールソーシャルワーク
 9 教育・福祉施策とSSW(9)
   児童虐待とスクールソーシャルワーク
 10 教育・福祉施策とSSW(10)
   貧困とスクールソーシャルワーク
 11 教育・福祉施策とSSW(11)
   非行とスクールソーシャルワーク
 12 教育・福祉施策とSSW(12)
   精神疾患とスクールソーシャルワーク
 13 教育・福祉施策とSSWW(13)
   児童福祉施設とスクールソーシャルワーク
 14 教育・福祉施策とSSW(14)
   外国籍の子どもたちへの対応とスクールソーシャルワーク
 15 教育・福祉施策とSSW(15)
   子育て支援とスクールソーシャルワーク
 16 教育・福祉施策とSSW(16)
   予防的なSSTプログラムとスクールソーシャルワーク
 17 教育・福祉施策とSSW(17)
   災害支援とスクールソーシャルワーク
 18 教育・福祉施策とSSW(18)
   自殺予防とスクールソーシャルワーク
 19 青年期の課題とSSW(1)
   若者の貧困とスクールソーシャルワーク
 20 青年期の課題とSSW(2)
   性的マイノリティにとっての学校の安心・安全
 21 青年期の課題とSSW(3)
   高等学校におけるスクールソーシャルワーク
 22 青年期の課題とSSW(4)
   学校での居場所づくりとスクールソーシャルワーク
 23 青年期の課題とSSW(5)
   大学におけるスクールソーシャルワーク

? スクールソーシャルワークの課題と展望
 1 スクールソーシャルワークの抱えるさまざまな課題
 2 特別支援学校へのスクールソーシャルワーカー関与の必要性
 3 多様な教育領域での課題
 4 実証的研究の現状
 5 スクールソーシャルワーカー養成の課題と展望
 6 今後のスクールソーシャルワークの仕組みづくり

さくいん

山野 則子[ヤマノ ノリコ]
編集

野田 正人[ノダ マサト]
編集

半羽 利美佳[ハンバ リミカ]
編集

目次

1 なぜスクールソーシャルワークが必要なのか
2 スクールソーシャルワークとは
3 スクールソーシャルワークの歴史と動向
4 学校教育の特徴
5 教育(学校)が連携する機関とその機能
6 スクールソーシャルワークの基礎理論
7 スクールソーシャルワークの展開過程
8 スクールソーシャルワーク実践
9 スクールソーシャルワークの課題と展望

著者等紹介

山野則子[ヤマノノリコ]
大阪府立大学教授

野田正人[ノダマサト]
1955年生まれ。立命館大学教授

半羽利美佳[ハンバリミカ]
1969年生まれ。武庫川女子大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆう。

17
スクールソーシャルワークとは何かを平易に論じた本です。学校における福祉職の役割を、子どもたちの置かれている課題から考えることができます。また、学校における福祉職だからこそ、教育問題や教育制度との関係でも学ぶことができます。僕は興味をひいたのは、スクールソーシャルワークの理論的背景に岡村理論を位置づけているところでした。岡村理論では基本的要求(ニード)が満たされていないところに社会福祉の対象をみていると思うのですが、子どもたちの置かれている生活問題を根本から捉える視点が必要ではないかと思ったりもしました。2017/01/19

まろすけ

2
SSWを広範に勉強するならかなり良書。間接支援SSWタイプに寄った内容ではある。⚫経済資本、人的資本(教育や健康)、社会関係資本(信頼、規範、ネットワーク)のいずれかが欠如すると生活は困窮する⚫ソーシャルワークは価値・知識・技術。価値とは、なにを大切にしてワークするか。差別から守る、自己決定の尊重、権利擁護など。SSWなら、子供の最善の利益が価値⚫コミュニティワーク。地域住民の生活問題をみずからが解決できるように、地域住民の組織化や参加を促す援助技術⚫岡本理論。社会性、全体性、主体性、現実性の4原理。2018/12/15

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