出版社内容情報
「企業の社会的責任」(CSR)に対する関心はますます高まっているが、その議論は、社会的、経済的、環境的および政治的各方面から注目されてきた。本書は、「CSRとは何か」「なぜCSRが重要か」「CSRをどのように実行するか」という3つの大きな問題領域を、50のテーマを軸に詳解する。現在、企業に求められる役割、責任、社会からの期待といった複雑な内的、外的環境を、CSRの概念や課題を知ることから理解する。
内容説明
「CSRとは何か」「なぜCSRが重要か」「CSRをどのように実行するか」という3つの大きな問題領域を、50のテーマを軸に詳解。現在、企業に求められる役割、責任、社会からの期待といった複雑な内的、外的環境を、CSRの概念や課題を知ることから理解する。
目次
第1部 CSRの基礎理論(エージェンシー理論;資源ベース理論の観点 ほか)
第2部 CSRのマネジメント(エシカル消費運動;NGO ほか)
第3部 CSRの特徴(企業責任の報告;企業のアカウンタビリティ ほか)
第4部 環境問題とCSRの関係(環境汚染・廃棄物処理;環境言説 ほか)
著者等紹介
松野弘[マツノヒロシ]
岡山県生まれ。経営学者・環境学者・社会学者、博士(人間科学)。現代社会総合研究所所長・大学未来総合研究所所長。一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会副会長他。早稲田大学第一文学部社会学専攻卒業。山梨学院大学経営情報学部助教授、日本大学文理学部教授/大学院文学研究科教授/大学院総合社会情報研究科教授、千葉大学大学院人文社会科学研究科教授/千葉大学CSR研究センター長、千葉商科大学人間社会学部教授等を歴任。その他、千葉大学大学院客員教授/千葉大学グランドフェロー、東京農業大学客員教授、千葉商科大学大学院客員教授、新潟産業大学客員教授も歴任。日本学術会議第20期・第21期連携会員(特任-環境学委員会)。専門領域は、環境思想論/環境社会論、産業社会論/CSR論・「企業と社会」論、地域社会論/まちづくり論。日本社会学会、日本経営学会、ソーシャル・マネジメント研究会、等の学会に所属。海外ではISA(The International Sociological Association)Life Member、ASA(The American Sociological Association)Regular Memberとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。