現代とはどのような時代なのか―現代文明論の試み

個数:
  • ポイントキャンペーン

現代とはどのような時代なのか―現代文明論の試み

  • 小林 道憲【著】
  • 価格 ¥7,150(本体¥6,500)
  • ミネルヴァ書房(2017/02発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 325pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 395p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623077311
  • NDC分類 108
  • Cコード C3310

出版社内容情報

〈自然〉〈人間〉〈歴史〉〈大衆〉などから現代文明論を考究。国家はどうあるべきか、現代国家のあり方を探究する国家論。自然を略奪し、根源性を喪失した人間、高貴なものを見失った大衆の氾濫など、現代の諸相を叙述し、時代の精神状況を批判的に考察する現代文明論。

国家像を喪失した時代状況を熟慮しながら、自由主義と全体主義、国家と倫理、国家の理想と堕落など、〈国家とは何か〉〈現代の国家はどのような状況にあるのか〉という問題に取り組んだ現代国家論。

[欲望の体制??現代文明の描像]

欲望の体制

 1 欲望のモニュメント

 2 欲望の氾濫

 3 精神なき世界

 4 現代文明の行方



自然の略奪

 1 自然性の喪失

 2 反自然的世界

 3 自然復帰と自然の保護



根源性を喪失した人間

 1 断片化した人間

 2 群衆化した人間

 3 反応人間



歴史の喪失

 1 復帰と再生

 2 過去からの断絶

 3 現在の喪失と未来への逃避

 4 過去への破壊的侵入



大衆の氾濫

 1 大衆の原理

 2 大衆の満足と不満

 3 大衆の偶像

 4 大衆による消費

 5 大衆と価値の低落



欲望の機関としての国家

 1 欲望の調整機関と統制機関

 2 欲望の自由、欲望の平等



膨張する体制

 1 膨張の諸相

 2 膨張の限界



量の支配

 1 量の科学

 2 量の政治

 3 量の社会

 4 量の経済と統計



現代文明の諸相

 1 近代化

 2 組織化

 3 平均化

 4 有用性

 5 均衡の喪失

 6 生の謳歌

 7 時間の喪失

 8 不可知性

 9 大地への帰還



[付 論]

新産業社会批判

近代の超克?



[現代国家論??試練に立つ共同体としての国家]

? 国家論への反省

? 自由主義の頽落

? 全体主義の陥穽

? 政治にとって倫理とは何か

? 倫理的なものとしての国家

? 国家は何を理想とするか

? 国家はどのようにして堕落するか

? 共同体の論理



あとがき―学問と批評のはざまで―



[付 論]

生命体としての国家

戦争はなぜなくならないか

劣化する政党政治



後 記

小林 道憲[コバヤシ ミチノリ]
元 福井大学教授

内容説明

自然を略奪し、根源性を喪失した人間、高貴なものを見失った大衆の氾濫など、現代の諸相を叙述し、時代の精神状況を批判的に考察する現代文明論。国家像を喪失した時代状況を熟慮しながら、自由主義と全体主義、国家と倫理、国家の理想と堕落など、“国家とは何か”“現代の国家はどのような状況にあるのか”という問題に取り組んだ現代国家論。

目次

欲望の体制―現代文明の描像(欲望の体制;自然の略奪;根源性を喪失した人間;歴史の喪失;大衆の氾濫 ほか)
現代国家論―試練に立つ共同体としての国家(国家論への反省;自由主義の頽落;全体主義の陥穽;政治にとって倫理とは何か;倫理的なものとしての国家 ほか)

著者等紹介

小林道憲[コバヤシミチノリ]
1944年福井県生まれ。1963年~1972年京都大学文学部、同大学大学院文学研究科で哲学(西洋哲学史)を専攻。1972年~2010年福井大学教育学部(後・教育地域科学部)講師、助教授、教授、および、同大学大学院教育学研究科教授。1999年~2011年麗澤大学比較文明文化研究センター客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品