意味の復権―フォークサイコロジーに向けて (新装版)

個数:

意味の復権―フォークサイコロジーに向けて (新装版)

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月22日 11時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623077151
  • NDC分類 140
  • Cコード C3011

出版社内容情報

ナラティヴ研究がさかんになっている今、ますますその価値が高まっている古典的名著を復刊する人の「行為」や「生き方」は情報処理論や認知科学で説明できるものではない。「文化」に生きる人間は,その文化に根ざす「意味」とのたえざるかかわりにおいて「自己の物語」を紡ぎだしていく。つねに人間研究のあるべき姿を探求しつづけてきたブルーナーが21世紀への希望を<意味の復権>に託した。ナラティヴにかんする研究がさかんになっている現在,ますます古典的名著としての価値が高まっているブルーナーの主著を,装いを新たに刊行する。(原書 Jerome Bruner, Acts of Meaning, Harvard University Press, 1990.)

復刊によせて



謝 辞



第1章 人間研究のあるべき姿

 ? 認知革命の由来

 ? 文化と心理学

 ? 「する」ことと「言う」こと

 ? 生物的制約と文化的創意性

 ? 構成主義と相対主義

 ? 科学的心理学とフォークサイコロジー



第2章 文化装置としてのフォークサイコロジー

 ? 文化心理学とフォークサイコロジー

 ? フォークサイコロジーの背景

 ? フォークサイコロジーのなりたち

 ? 物語の特性

 ? 通常性と逸脱性

 ? 人生が芸術を模倣する

 ? 「詩」と「真実」

 ? 経験の体制化

 ? 形式論理を越えて



第3章 意味への参入

 ? 物語の力の達成

 ? 意味の生物学

 ? 物語へのレディネス

 ? 事象の規範性と逸脱性

 ? 家族内のドラマ

 ? 『クリブからの物語』

 ? 生活の物語化



第4章 自伝と自己

 ? 「自己」をめぐる見解

 ? 自己研究の要件

 ? 家族のストーリー

 ? 家族とのインタビュー

 ? Goodhertz一家

 ? 「現実世界」と「家庭生活」

 ? 社会的歴史的力の表現

 ? まとめ──「説明」と「解釈」



Notes

事項索引

人名索引

訳者あとがき

J・ブルーナー[Jerome Bruner]

岡本 夏木[オカモト ナツキ]
元 京都女子大学文学部教授京都教育大学名誉教授2009年逝去

仲渡 一美[ナカト カズミ]
2016年4月現在 大阪行岡医療大学医療学部教授

吉村 啓子[ヨシムラ ケイコ]
2016年4月現在関西国際大学教育学部教育福祉学科教授

内容説明

人の「行為」や「生き方」は情報処理論や認知科学で説明できるものではない。「文化」に生きる人間は、その文化に根ざす「意味」とのたえざるかかわりにおいて「自己の物語」を紡ぎだしていく。つねに人間研究のあるべき姿を探求しつづけてきたブルーナーが21世紀への希望を“意味の復権”に託した。ナラティヴにかんする研究がさかんになっている現在、ますます古典的名著としての価値が高まっているブルーナーの主著を、装いを新たに刊行する。

目次

第1章 人間研究のあるべき姿(認知革命の由来;文化と心理学 ほか)
第2章 文化装置としてのフォークサイコロジー(文化心理学とフォークサイコロジー;フォークサイコロジーの背景 ほか)
第3章 意味への参入(物語の力の達成;意味の生物学 ほか)
第4章 自伝と自己(「自己」をめぐる見解;自己研究の要件 ほか)

著者等紹介

岡本夏木[オカモトナツキ]
京都大学文学部哲学科卒業。元京都女子大学文学部教授。京都教育大学名誉教授。2009年逝去

仲渡一美[ナカトカズミ]
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪行岡医療大学医療学部教授

吉村啓子[ヨシムラケイコ]
神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)社会文化専攻単位取得退学。関西国際大学教育学部教育福祉学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
人間研究のあるべき姿: 認知革命の由来 文化と心理学 することと言うこと 生物的制約と文化的創意性 構成主義と相対主義 科学的心理学 文化装置としてのフォークサイコロジー: 文化心理学 物語の特性 通常性と逸脱性 人生が芸術を模倣する 詩と真実 経験の体制化 形式論理を越えて 意味への参入: 物語の力の達成 意味の生物学 物語へのレディネス 事象の規範性と逸脱性 家族内のドラマ 生活の物語化 自伝と自己: 自己研究の要件 家族のストーリー 現実世界と家庭生活 社会的歴史的力の表現 「説明」と「解釈」2022/07/08

だとじう

0
フォークサイコロジー 通常性と逸脱性 物語 「自己」 感想ではなくキーワードだけ。難解な部分も多かった。2020/12/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10910840
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品