笑いとユーモアの心理学―何が可笑しいの?

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笑いとユーモアの心理学―何が可笑しいの?

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623076918
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C3011

出版社内容情報

くすぐりやじゃれ遊びから,からかいやジョークまで,多種多様な可笑し さの系譜を探り,ユーモアに関する15の理論を概観する本書では,古典的な知見から最新の研究成果までを参照して,笑いとユーモアという多面的で複雑な現象の全体像をとらえるための基本的な枠組みと視点を提示する。具体的には,くすぐりやじゃれ遊びから,からかいやジョークまで,多種多様な可笑しさの系譜を探り,ユーモアに関する15の理論を概観する。また,笑いとユーモアを感情として位置づけ,その心身の健康や社会関係などに与える効用についても考察する。

はじめに



第1章 笑いとユーモアのとらえ方

 1 日本語における笑い

 2 ユーモアの語義の変遷

 3 心理学と笑い・ユーモア研究

 4 ユーモアとポジティブ心理学

 コラム 日本文化と笑い



第2章 笑う身体を観察する

 1 ダーウィンによる笑う身体の観察

 2 笑顔の種類と笑いの強度

 3 笑顔の進化

 4 笑い声

 5 笑う身体

 コラム 最も面白いジョーク



第3章 可笑しさの系譜を探る

 1 くすぐり

 2 じゃれ遊び

 3 日常生活の笑いと笑いの感染

 4 乳幼児の笑い

 5 笑いとユーモアの2条件

 6 ユーモア技法の分類

 コラム ユーモアを育む



第4章 ユーモア理論を概観する

  1 ユーモア理論の3つの流れ

  2 優越理論

  3 不一致理論

  4 エネルギー理論

 コラム アプターが語る反転理論とユーモア



第5章 感情として笑いとユーモアを位置づける

 1 笑いとユーモアの位置づけ

 2 感情のとらえ方

 3 ネガティブ感情とポジティブ感情

 4 感情とは何か

 5 感情としての可笑しみの特徴

 コラム 笑いの測定法



第6章 笑いとユーモアの効用を探る

 1 効用を査定する

 2 ストレス対処

 3 ユーモアスタイル

 コラム 強みとしてのユーモア



引用・参考文献

人名索引/事項索引

雨宮 俊彦[アメミヤ トシヒコ]
2016年5月現在関西大学社会学部教授

内容説明

私たちは何を可笑しいと感じるのか?それはなぜなのか?古典的な知見から最新の研究成果まで。

目次

第1章 笑いとユーモアのとらえ方
第2章 笑う身体を観察する
第3章 可笑しさの系譜を探る
第4章 ユーモア理論を概観する
第5章 感情として笑いとユーモアを位置づける
第6章 笑いとユーモアの効用を探る

著者等紹介

雨宮俊彦[アメミヤトシヒコ]
東京大学大学院人文科学研究科博士課程前期修了。文学修士。現在、関西大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

センケイ (線形)

10
表紙のかわいさとは裏腹に意外に密で、読み応えを求めるかた向け。感情心理学全体に渡る膨大な研究の振り返りは希少で、必見だ。笑いに限らず、その感情の効果、あるいは感情の因子や段階といった理論的な分析が詳しく吟味されている。さて笑いはというと、一言でこのような因子からなるのだ、とズバリということはかなり難しいらしい。かなり広がりを持った感情のようなのだ。スッキリと言えない点は少し歯がゆいが、逆に言えばこうして一冊の本を通してしみじみと味わい、人の感情の複雑さを実感していくのには、なかなかオツな楽しさがあった。2019/08/18

小木ハム

7
以前「夜と霧」を読んだとき、その日を食いつなぐことよりも、仲間と冗談を言い合ったり、食事を抜く代わりに演芸会を観たことが収容所を生き延びる力になったという話が強く頭に残っていて、ユーモアの持つ力について興味を持った。本書は2016年近辺までの笑いに関する研究が沢山参照されており、非常に参考になった。ユーモア理論の概観あたりは自分には一読では理解できなかった。やはりというか、フランクルについても触れられており自分の感覚は割と合ってるんだなと嬉しく感じました。安くはない本だけどその値打ちはあったと思う。2023/12/10

やま

3
「何が可笑しいの?」の答えは想像通りで、そこからの考察がさまざまな視点から笑いとユーモアを見つめていてレベルの高い本ですごく面白かったです。 脳科学と笑いの結びつきの部分をもっと知りたいと感じました。学びというより体験的な本で楽しかったです。2018/10/24

いまにえる

1
その名の通り笑いとユーモアについての実験について紹介・考察した本である。笑いやユーモアの種類やどういった状況で笑いが発生し、それはどんな効果があるのか(ストレス緩和など)を知れた。また、くすぐりのメカニズムは、脳の思考と脳梁での理解に時間差があることで起こる幻聴と同じで、身体感覚の「ズレ」が引き起こすというのが面白いと思った。笑いは瞬間バケーションであるという引用もなるほどと思った。機知は教養が必要でかつ社会的な笑いであることは、社会的ステータスの高い人が「面白い」話ができることにつながるのかなと思った。2018/01/09

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