出版社内容情報
格差問題、労働問題、働くことの意味、幸福の経済学…旺盛な研究・執筆活動の源泉を余すところなく語る。格差社会論や労働問題の第一人者として知られる経済学者・橘木俊詔。その旺盛な研究・執筆活動の源泉はどこにあるのか。本書では、その少年時代から青春時代にかけての「放浪」、そして研究者としては決して本流を歩んでこなかった足跡をたどる。様々な人との出会い、様々な問題関心を持った経緯、さらには京都で研究を続けてきたことの意味を振り返る。
はじめに
序 章 放浪期と学術生活期
第一章 日本での放浪
1 誕生と少年時代
2 遠い北海道へ
3 大阪大学でもまれる
第二章 世界での放浪
1 アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学での修業
2 フランスでの生活
第三章 大阪大学での研究・教育
1 再び大阪大学へ
2 結婚と住居
第四章 研究に没頭した京都大学経済研究所時代
1 京大経済研究所とは
2 京大での同僚
第五章 国外での研究・教育
1 大学での研究・教育機会
2 研究所と国際機関での研究
第六章 国内の研究所での共同研究
1 経済企画庁・経済研究所
2 日本銀行・金融研究所
3 財務省・財務総合研究所
4 郵政省・郵政研究所
5 連合・総合生活開発研究所
6 経済産業省・経済産業研究所
第七章 学部教育へのコミットと経済学部への移籍
1 教育へのウエイトが高まる
2 大学院での教育と研究
第八章 心地よい同志社大学時代
1 同志社大学での教育
2 同志社大学での研究
3 京都女子大学
第九章 どのような内容の研究を行ったか
1 共同研究の多さ
2 労働問題
3 金融問題
4 格差問題
5 教育格差
6 教育の現場
7 社会保障
8 女 性
9 働くということ
10 家族のこと
11 幸福のこと
第十章 学会、コンファレンス活動
1 学会活動
2 コンファレンスの企画と実施
第十一章 政策への関与と啓蒙活動
1 政策への関与
2 啓蒙活動
第十二章 教え子は財産
1 教育の意義
2 学部教育
補 講 資本主義とは何か
おわりに
橘木俊詔略年譜
橘木俊詔著作一覧
事項索引
人名索引
橘木 俊詔[タチバナキ トシアキ]
2014年3月現在 同志社大学経済学部教授
内容説明
格差社会論や労働問題の第一人者として知られる経済学者・橘木俊詔。その旺盛な研究・執筆活動の源泉はどこにあるのか。本書では、その少年時代から青春時代にかけての「放浪」、そして研究者としては決して本流を歩んでこなかった足跡をたどる。様々な人との出会い、様々な問題関心を持った経緯、さらには京都で研究を続けてきたことの意味を振り返る。
目次
放浪期と学術生活期
日本での放浪
世界での放浪
大阪大学での研究・教育
研究に没頭した京都大学経済研究所時代
国外での研究・教育
国内の研究所での共同研究
学部教育へのコミットと経済学部への移籍
心地よい同志社大学時代
どのような内容の研究を行ったか
学会、コンファレンス活動
政策への関与と啓蒙活動
教え子は財産
資本主義とは何か
著者等紹介
橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年兵庫県生まれ。1967年小樽商科大学商学部卒業。1969年大阪大学大学院修士課程修了。1973年ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。仏米英独での研究職・教育職を経て京都大学教授、同志社大学教授。現在、京都女子大学客員教授、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田中峰和