内容説明
迫り来る欧米列強の圧迫を前にアジアはいかにあるべきか。「奪はれたる亜細亜」を取り戻すため、虐げられる人々との「世界革命」を志した満川亀太郎。その高潔な人格から、北一輝、大川周明、下中彌三郎、中野正剛ら多くの同志と結びつき、国家改造運動・アジア解放運動に生気を与え続けた希有な生涯をたどる、没後八〇年にして初の本格評伝。
目次
序章 国家改造の胎動
第1章 学校騒動
第2章 若き操觚者
第3章 老壮会・猶存社時代
第4章 「第二維新」への階梯
第5章 事変後の寵児
終章 「惟神」の道へ
著者等紹介
福家崇洋[フケタカヒロ]
1977年徳島県生まれ。2007年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(人間・環境学)。京都市歴史資料館京都市政史編纂助手、京都大学大学文書館助教などを経て、富山大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- トントコちゃん