内容説明
親鸞(一一七三~一二六二)浄土真宗の開祖。法然の専修念仏に帰依し、弾圧に抗して、独自の信仰と思想を展開させた、日本で最も親しまれている仏教者。本書では通説を批判しながら、『教行信証』などに見える思想とその人物像を新しい目で解明する。
目次
第1章 親鸞と鎌倉仏教
第2章 若き親鸞
第3章 思想の成熟
第4章 晩年の親鸞
第5章 伝承と物語の形成
終章 親鸞をどう読み直すか
著者等紹介
末木文美士[スエキフミヒコ]
1949年、山梨県生まれ。1978年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学・国際日本文化研究センター名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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