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メディア文化研究への招待―多声性を読み解く理論と視点

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  • サイズ A5判/ページ数 378p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623075744
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3036

内容説明

メディア文化と接するという経験はわたしたちの生活の中心に位置を占めるものである。本書は、そのメディアが社会や文化においていかなる働きをするのかを、これまでのメディア研究の系譜や現在のメディア環境が提起する諸論点から平易に説いたスタンダードな入門書。

目次

メディアが先か、文化・社会が先か?
第1部 メディアの諸要素(メディアテクノロジー;メディア産業;メディアコンテンツ;メディアユーザー)
第2部 メディア・権力・コントロール(メディアが操作する?―マルクス主義とイデオロギー;ニュースの解剖学;公共サービスか、個人のための娯楽か?―メディアの方向性;国民的メディアの衰退―商業化・断片化・グローバリゼーション)
第3部 メディア・アイデンティティ・文化(メディア・エスニシティ・ディアスポラ;メディア・ジェンダー・セクシュアリティ;メディアコミュニティ―サブカルチャーとファン・グループとアイデンティティ・グループ;メディアによる飽和・集団の流動性・意味の喪失)

著者等紹介

ホドキンソン,ポール[ホドキンソン,ポール] [Hodkinson,Paul]
バーミンガム大学大学院博士課程修了、Ph.D.(メディア社会学)。現在はサリー大学上級講師を務める

土屋武久[ツチヤタケヒサ]
1961年生まれ。1988年南イリノイ大学修士課程修了、修士(メディア英語)。現在、武蔵大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

古戸圭一朗

1
定評がある(らしい)メディア研究の入門書の邦訳。結構大部な著書で、伝統的なマスメディア研究から、カルチュラル・スタディーズやポストモダン理論など、さまざまな理論が一通り紹介されている。入門書なので、著者のカラーは強く表れていないが、実証的なメディア研究をベースにしつつ、CSやポストモダンなど、批判的な知見を取り入れて行こうというスタンスの気がする。2020/10/26

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