内容説明
日本の周辺の海には猛毒をもつイソギンチャクやタコのなかまがすんでいます。また、世界の川には毒をもつエイやナマズのなかまがいます。そんな海や川の中にすむふしぎな猛毒生物の特ちょうを解説しています。
目次
第1章 どこにいる?―猛毒生物がすんでいる場所がわかります。(日本の海にすむ猛毒生物;日本の川や湖にすむ有毒生物;世界の海にすむ猛毒生物;世界の川にすむ有毒生物)
第2章 毒のしくみ―毒がどのように使われるのかがわかります。(これが猛毒生物の武器だ!;毒を使うときのテクニック;どのように毒をつくるの?;もし、猛毒生物を見つけたら?;神経毒をヒトの健康に役立てる)
第3章 猛毒生物の生態―猛毒をもつ生物の生態がわかります。(毒をもつ海水魚のなかま;毒をもつ貝、タコのなかま;毒をもつクラゲのなかま;毒をもつイソギンチャクのなかま;毒をもつウニ、ヒトデのなかま;毒をもつウミヘビのなかま;毒をもつ淡水魚のなかま)
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
1944年東京都生まれ。東京水産大学(現・海洋大学)卒業、国立科学博物館でほ乳類の分類や生態について学ぶ。環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加。「ねこの博物館」館長。定期的に東京・奥多摩で動物の観測・調査をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinkin
47
猛毒生物大図鑑シリーズの海・川の生き物編。載っている生き物は他の本でもよく紹介されているので知っているものがほとんどだった。でも写真と違いイラストは特徴をデフォルメしてあるので見る方はインパクト大。刺されて痛い・痒いぐらいながらいいけれど、オニダルマオコゼのような魚に刺されて絶命するなんて絶対嫌だと思った。図書館本。2015/12/25
紅花
11
息子様一人読み。「すげぇ〜〜」2016/04/19
遠い日
5
「気をつけろ! 猛毒生物大図鑑」シリーズ2。海や川には滅多にいくことはないが、知っているのと知らないのとでは、大違い。写真ではなくイラストで解説。人間には迷惑な毒も、彼らには身を守り、敵をやっつけ、餌にありつくためのアイテム。2019/03/28
ruri
1
これを子供に読んだら、もう海に行かない!と言い出した。あちゃちゃ(ノ_<。)2016/02/11
たくさん
1
写真でなく絵で描かれているので(しかも大きく)海や川へ行ったらそこいら中に猛毒生物がいたら怖いと思うくらいの本だった。この本だけ読むと猛毒生物が世の中にたくさんいて海や川には行かないほうが安全ってなるくらい怖い。2015/09/23