インテリジェンス・ジャーナリズム―確かなニュースを見極めるための考え方と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 350,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623073870
  • NDC分類 070.2
  • Cコード C3036

内容説明

多彩な実例を引きながら、ニュースとして信頼に足る情報を私たちはどのように見極めることができるのかを説く。

目次

第1章 これから何を信じればいいのか
第2章 いつか来た道
第3章 疑いながら物事を知る方法―検証のためのスパイ技術
第4章 完全さ―何が書かれていて、何が欠けているのか
第5章 ソース―その情報はどこからもたらされたのか
第6章 エビデンスと検証のジャーナリズム
第7章 断定や決めつけ―どこにエビデンスがあるのか
第8章 いかにして真に重大な問題を発見するか
第9章 次世代のジャーナリズムに必要なもの
終章 物事を知る新しい方法

著者等紹介

コヴァッチ,ビル[コヴァッチ,ビル] [Kovach,Bill]
1932年アメリカ・テネシー州生まれ、ジャーナリストとしての活動歴は40年以上にわたり、その間、ニューヨークタイムズ記者(ワシントン支局長)、アトランタ・ジャーナル・コンスティトゥーション紙編集主幹、ハーバード大学ニーマンフェローおよびキュレーターを経て、危惧するジャーナリスト委員会(Committee of Concerned Journalists)をトム・ローゼンスティールらと設立し、会長をつとめる一方、ピュー・リサーチセンターのジャーナリズムプロジェクト(すぐれたジャーナリズムのためのプロジェクト:Project for Excellence in Journalism)の上級顧問をつとめる

ローゼンスティール,トム[ローゼンスティール,トム] [Rosenstiel,Tom]
コロンビア大学ジャーナリズム大学院出身で、ロサンゼルスタイムズ・メディア批評記者、ニューズウィーク・ワシントン支局記者を経て、すぐれたジャーナリズムのためのプロジェクト(Project for Excellence in Journalism)をビル・コヴァッチとともに創設、事務局長を16年つとめる一方、危惧するジャーナリスト委員会(Committee of Concerned Journalists)副会長などをつとめた。現在はアメリカン・プレス研究所(American Press Intitute)専務理事の任にあたる

奥村信幸[オクムラノブユキ]
1964年北海道札幌市生まれ。1989年上智大学大学院外国語学研究科国際関係論専攻博士前期課程修了。1989~2005年テレビ朝日にて報道局「ニュースステーション」ディレクター/記者などを歴任。フルブライト奨学金ジャーナリストプログラムにてジョンズホプキンス大学国際関係高等大学院客員研究員、立命館大学産業社会学部教授、ジョージワシントン大学エリオットスクール客員研究員を経て、武蔵大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tenorsox

2
ネット時代における職業ジャーナリズムの役割と、併せて期待される読者の役割について。 ただその前段として(ネットに関係なく普遍的な)ジャーナリストの行動原則みたいなことがかなり細かく、例えば「ウラを取る」だけでも数10ページに渡り具体的かつ妥協のない方法論が続く。読み手もそういう観点で記事の良し悪しを判断すべしという趣旨のようだが正直読み疲れる。 それらを乗り越えた後の「”製品”から”サービス”へのシフト」「読者との関係をどう変化させるか」「そもそも読者はどの程度賢いのか」といった議論は頷ける点が多い。2016/10/14

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