内容説明
批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ、日本語版独自の編集により訳出、解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し、従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。本巻は膨大なヘーゲルの自筆メモなど多くの資料を収録するとともに、綿密な注を付して、生動的に展開する思索の実態に迫る第一級の資料である。
目次
1 論理学(存在論;本質論;概念論)
2 自然哲学(数学;物理学;有機体物理学)
3 精神哲学(主観的精神;客観的精神;絶対的精神)
補遺
著者等紹介
山口誠一[ヤマグチセイイチ]
1953年生まれ。東京大学文学部哲学科を経て東京都立大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学、法政大学文学部教授(哲学)、Jahrbuch f¨ur Hegelforschung国際顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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