再生可能エネルギーのリスクとガバナンス―社会を持続していくための実践

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  • サイズ A5判/ページ数 267,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623073733
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C3036

内容説明

本書は、再生可能エネルギーと地域社会の関係を解き明かし、望ましい解決を構想するものである。再生可能エネルギーの開発問題のあり方を、技術的な課題と社会的な課題とが重なる領域から多層的に考えていく。

目次

第1部 リスクと社会的受容性(再生可能エネルギーをめぐるリスクと地域資源管理―本書の視点;再生可能エネルギーの社会的受容性)
第2部 解決のための処方箋(風力発電事業による環境影響とその対処;風力発電事業と鳥類貴重種との共存策について;バードストライク対策の技術開発;風力発電開発の優先地域と参加型調査)
第3部 実現に向けたガバナンス(再生可能エネルギー事業に対するローカルガバナンス―長野県飯田市を事例として;コミュニティパワーの世界的潮流と日本での展開;再生可能エネルギー事業における内発的発展の両義性―日本版・コミュニティパワーの構築に向けて)
再生可能エネルギーと社会の持続性のための思想

著者等紹介

丸山康司[マルヤマヤスシ]
1964年東京都生まれ。2002年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了、博士(学術)。現在、名古屋大学大学院環境学研究科准教授。専門、環境社会学、環境倫理学

西城戸誠[ニシキドマコト]
1972年埼玉県生まれ。2003年北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(行動科学)。現在、法政大学人間環境学部教授。専門、環境社会学、地域社会学

本巣芽美[モトスメミ]
1980年埼玉県生まれ。2013年東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士(学際情報学)。現在、名古屋大学大学院環境学研究科洋上風力発電事業と地域の共発展寄附講座講師。専門、環境社会学、科学技術社会論、社会的受容(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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