目次
社会情報学の成立
ネオ・サイバネティクスと生命圏
情報過程の歴史的階層性
コンピュータのつくる言語映像圏
コミュニケーション空間
社会的意思決定と情報
社会システムへの応用
デジタル化される文化
法・政策と情報
近未来の社会と情報技術
研究者紹介
著者等紹介
西垣通[ニシガキトオル]
1948年生まれ。東京経済大学コミュニケーション学部教授/東京大学名誉教授
伊藤守[イトウマモル]
1954年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nさん
3
社会情報学は、メディア論・情報工学・社会(科)学・社会思想など、社会×情報の学問群を集めたものという印象。インターネットを介した話題を多く扱っている。個人的に、最近感じるのが、ネットは一見広がりのある空間のように見えても、実はかなり狭く、同調性が強く、閉じられた空間なのではないか?ということ。検索エンジン(グーグル他)や特定サービス(FBやツイッター)にウェブ上での活動空間の殆どが規定され、「いいね」や「リツイート」「既読」などを介した儀礼的な同調の要求と、コミュの同質化に、ウェブの閉鎖性を強く感じる。2020/06/08
takao
1
ふむ2023/11/11
affistar
0
社会情報学という学問分野を俯瞰するには良い本だと思います。トピックをそれぞれ専門の方が書かれています。ページ数の関係で突っ込んだことは書かれていませんが、注釈などで参考文献も数多く挙げられているので、それも含めて読んでみると理解が広がると思います。2015/09/21
KOBAYASHI
0
○。社会情報学のお勉強。範囲が広い!2015/07/28
samurai
0
情報社会学についての理論が網羅されている。 メディアの創設期からポストモダン思想、インターネットの登場に至るまで、簡潔にまとまっている。2020/07/14