内容説明
四~五歳児は、自分の意志、言葉をもち、仲間とあそぶなかで知恵がうまれ、自分たちの生活をよりよくしていく方法を考えだす時期。保育者は、この時期の子どもたちに何を用意し、どのようにかかわればよいのだろうか。子どもたちが自分の手足を使い、体を存分に動かし、毎日がきらきらと喜びに輝く生活を送ることができるように、保育者ができることを、日々の生活のなかから描き出す。吉村真理子氏の三十年にわたる実践記録、復刊シリーズ第四巻。
目次
第1章 四歳、五歳はどんなとき
第2章 家庭科のすすめ
第3章 それぞれあるべきところに
第4章 はかりごとはたのし
第5章 生きものを飼う
第6章 園外保育の記録から
第7章 私たちの町、国、世界
第8章 共同から協調へ
著者等紹介
吉村真理子[ヨシムラマリコ]
1927年、愛媛県松山市生まれ。桜美林学園中・高等部在職中(音楽教師)に幼児教育に興味を持ち、保母試験を受け、東京都立町田保育園に就職。保育のおもしろさに惹きこまれ、保育の傍ら乳幼児の発達と保育についての実践的研究を続ける。保母・主任・園長を経験し、園長時代には、東京都立高等保育学院の非常勤講師を兼任する。1979年に町田保育園を退職後、1981年から、母校である松山東雲学園で保育者養成に携わる。その傍らで松山東雲短期大学附属幼稚園の園長も兼務。1994年に退職後、同校で非常勤講師を務める
森好子[モリヨシコ]
1931年、東京都町田市生まれ。旧制帝国女子専門学校育児科(現相模女子大学)卒業。東京都町田保育園にて28年間勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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