内容説明
裁判員制度。この制度を維持するために、国はあらゆる手段を講じてきた。そして二〇一一年には、最高裁判所大法廷が裁判員制度を合憲と判断してしまったが、この判断には問題が多いと言わざるを得ない。裁判員制度施行から時間がたち、さまざまな問題が噴出してきた。この状況を見て、何を迷う必要があろうか。『裁判員制度の正体』の著者が、平易な文体で裁判員制度の問題を徹底解説し、制度の廃止を提言する。
目次
裁判員制度の悲劇とは
第1部 裁判員制度の概要―制度の悲劇(裁判員制度はどのようにしてできたのか;裁判員制度とはどのようなものか)
第2部 「司法制度改革」の現在の姿―運用の悲劇(裁判員制度の本当の『正体』とは何か;恐怖の裁判員制度;裁判員制度に期待したそれぞれの夢と思惑;痩せる一方の制度の理念)
第3部 最高裁判所と裁判員制度―変節の悲劇(最高裁判所の変節;最高裁判所大法廷判決;疑問(そもそも憲法上国民の司法参加は可能なのか;裁判員法は憲法に適合しているのか;国民負担はどうなるのか)
制度折衷の悲劇と裁判官全員一致の怪
裁判員制度の未解決の問題を追究する
裁判所侮辱罪との関係)
正義のゆくえ
著者等紹介
西野喜一[ニシノキイチ]
1949年福井市生まれ。東京大学法学部卒、ミシガン大学法学修士(LL.M.)、博士(法学)(名古屋大学)。1975年東京地裁判事補。15年の裁判官経験を経て、1990年新潟大学法学部教授。法科大学院制度発足後は新潟大学法科大学院教授。専攻は司法課程論。2014年定年退職、新潟大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1.3manen
nori
新橋九段
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