内容説明
真菌はみそやしょうゆなど、古くから日本の食品づくりに利用されてきました。また、真菌とおなじ真核生物の原虫には、病気の原因になるものもいます。そんなキノコやカビのなかま真菌と原虫のふしぎを解説しています。
目次
第1章 ヒトと真菌(カビから生まれたペニシリン;カビから薬をつくった日本人;日本食には欠かせないカビ!?;植物や昆虫に感染するカビたち)
第2章 これが真菌・原虫だ(真菌のつくりと形;真菌の分類;真菌の増えかた;キノコもカビの仲間!?;原虫のつくりと分類;原虫の増えかたと感染経路)
第3章 真菌・原虫のすがた(皮ふに感染する真菌;眼や鼻、肺から感染する真菌;日和見感染や内因感染をおこす真菌;おなじ仲間でも、善玉菌もいれば悪玉菌もいる;口から感染し腸管に寄生する原虫;接触や動物、昆虫から感染して寄生する原虫)
著者等紹介
北元憲利[キタモトノリトシ]
1951年生まれ。山口大学農学部獣医学科卒業。大阪大学大学院医学研究科修了。医学博士。現在、兵庫県立大学環境人間学部教授。日本ウイルス学会(評議員)、日本環境学会(幹事)、日本感染症学会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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