内容説明
都市の公共空間はいかに存立するか―空間に関する概念を理論的に再考し、事例の分析に基づいて現在をとらえる。
目次
現代都市の空間再編と公共性の危機
第1部 現代大都市の空間論(脱工業型都市の社会構成と空間の政治;ポストモダン都市の空間;都市社会学における空間概念の革新)
第2部 空間再編の事例研究(変貌する公共空間―宮下公園のナイキパーク化計画を事例として;ゲーテッド・コミュニティの開発―グローリオ蘆花公園を事例として;都市再開発とホームレス問題―川崎駅周辺再開発を事例として)
現代都市空間における公共性の問題
著者等紹介
園部雅久[ソノベマサヒサ]
1950年東京都生まれ。1981年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了、社会学博士。現在、上智大学総合人間科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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