出版社内容情報
開業医や特別養護老人ホーム医師、弁護士、研究者などの専門家により終末期の医療と介護をめぐるテーマについて考える。
内容説明
医療と介護の連携はどのようになっているのか、尊厳ある最期を迎えるための法制度はどのようになっているのかなど、尊厳ある命を全うするために、自らの意思で選択する最期のあり方を学び・考え・問い直す。
目次
1章 最期まで自分らしく生きるために
2章 在宅医療から見た家で看取る終末期
3章 口から食べられなくなったときどうする
4章 認知症・看取りと在宅医療の重要性
5章 愛と感謝のメッセージとしての「遺言」
6章 成年後見制度を展望する
7章 尊厳死・安楽死と終末期における法
終章 おまかせデス(死)から自分のデスへ
著者等紹介
樋口恵子[ヒグチケイコ]
NPO法人高齢社会をよくする女性の会・理事長。東京家政大学名誉教授、日本社会事業大学名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペカソ・チャルマンチャイ
2
「人生の終い方」というタイトルだが、死後の部分は一切無く、まさに、死ぬまでのことをどうするのか書かれた本である。延命治療などをどうするのかなどの意思表示の仕方などが詳しく記されており、非常に役立つと思われる。自分の意思を明確に示しておくことが、自分や家族はもとより、医療関係者をも助けることになる。実践すべし。2014/09/07
Humbaba
1
命あるものは、例外なくいつかはその命が尽きる日が訪れる。自分の死後は自分自身で片づけることができない以上、それに向けて準備しておく必要がある。だれもその後のことを体験した人間はいないものの、そこに付き添ったことのある人は多くいるので、その人の言葉を聞くことが準備につながるだろう。2014/10/07
-
- 和書
- 緯書 中国古典新書