Minerva西洋史ライブラリー<br> 中近世ヨーロッパの宗教と政治―キリスト教世界の統一性と多元性

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Minerva西洋史ライブラリー
中近世ヨーロッパの宗教と政治―キリスト教世界の統一性と多元性

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  • サイズ A5判/ページ数 413,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623069453
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C3322

内容説明

本書は、中世史家と近世史家の緊密な共同研究の成果である。ヨーロッパの宗教と政治をめぐる諸問題を、宗教が政治を巻き込んで国家・社会を統合する局面と、多様な異端や宗派が多元化をもたらす局面の両方に注目しつつ解明。考察の対象はローマ・カトリック世界に限定されず東方のキリスト教世界に及ぶ。キリスト教徒とムスリム、ユダヤ教徒との関係も論じた広い視野の新しい宗教政治史。

目次

中近世ヨーロッパ世界の宗教と政治―問題の所在
第1部 「ローマ」とキリスト教世界(中世キリスト教世界と「ローマ」理念―リウトプランド『コンスタンティノープル使節記』における「ローマ」言説;ローマはキリスト教世界の「頭」か?―東西教会の首位権をめぐる論争;遙かなるローマ―ノルウェー王スヴェッレにとっての教会権威と教皇庁 ほか)
第2部 宗派分裂と近世国家(“宗派形成の場”としての帝国議会―十六世紀ドイツにおける帝国等族の宗教政策と『アウクスブルク信仰告白』の政治的機能;カトリックを棄てた大司教―ゲプハルト・トルフゼスの改宗とケルン戦争;三十年戦争期神聖ローマ帝国の政治的「理性」―戦争をめぐる帝国等族間の議事から ほか)
第3部 異教との邂逅(十字軍としての「レコンキスタ」?―中世カスティーリャ王国における対異教徒戦争;近世スペインにおけるモリスコ問題―同化と異化の狭間に;寛容なる異教徒のもとで―オスマン旅行記著者たちの観察と決断 ほか)

著者等紹介

甚野尚志[ジンノタカシ]
1983年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。2009年博士(文学、早稲田大学)。現在、早稲田大学文学学術院教授

踊共二[オドリトモジ]
1991年早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。2002年博士(文学、早稲田大学)。現在、武蔵大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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人生ゴルディアス

6
面白かった。古代ローマ帝国崩壊に続く東西教会分裂におけるどこが首座かでもめる醜い争い。コンスタンティノープルに首都が移ったんだからそこが一番派と、ペテロが使途で偉いんだから都市としてのローマが一番派。当時としてはイスラエルやアンティオキア、アレクサンドリアも含めて五大司教座だったようだ。ローマという概念の継承争い。その後はイスラムの勃興……からの第四回十字軍による略奪。その話題の後はドイツをメインに宗教改革と宗派性の話など。こちらも信仰と政治のすり合わせなど、当時の理想と現実が垣間見れて大変よかったです。2022/11/05

Go Extreme

2
教皇権とローマ帝国 強力なるローマ 教皇庁 ノルウェー王スヴェッレ 教会権威 教皇庁 周縁への影響 対司教駁論 教会の腐敗批判 教皇庁 権威の源泉 利用 スヴェッレのサガ 教皇特使の翻意 ローマ人皇帝 二つのローマ 東西宮廷 緊張感あふれる応酬 ギリシア人の皇帝 矮小化 教皇の権威 ローマ帝権の結合 教会 キリストの体 首位権 カルケドン公会議 新しいローマ モスクワ第三ローマ理念 民族主義的理念 教会大分裂 シスマ 聖俗権力の対立と並存 国家体制の宗派化 ルターの反ユダヤ主 レコンキスタ 2025/05/19

陽香

0
201403302021/06/29

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