内容説明
複雑な社会現象のメカニズムをモデリング・シミュレーションで読み解く。他者から影響を受けた個人の選択の集約が、どのような社会現象を生み、一方で社会のダイナミズムは個人に対してどのような影響をもたらすのかモデルを構成し、シミュレーションによる解析を進めるという分析過程を、丁寧にわかりやすく説明した。
目次
第1章 社会のダイナミズム
第2章 個人の行為
第3章 集合体としての行為
第4章 社会の拡散
第5章 社会の選択
第6章 社会の合意と集合知
第7章 社会のリスク
第8章 社会の最適化
著者等紹介
生天目章[ナマタメアキラ]
1950年福島県生まれ。1973年防衛大学校卒業(応用物理学専攻)、航空自衛隊勤務。1976‐79年スタンフォード大学大学院修士および博士課程修了(システム・経済学専攻)。1979‐86年ジョージメイソン大学客員助教授。現在、防衛大学校情報工学科教授、Ph.D(スタンフォード大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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