内容説明
現代に連なる福祉に生きた人物群像。社会事業家、社会運動家、当事者、研究者、官僚…先駆者たちの言動にふれ社会福祉の成り立ちとその本質をつかみ、その今後を考える。
目次
歴史と人間、そして福祉
第1部 慈善・社会事業の時代(ジョン・ハワード―監獄改良運動の創始者;トマス・チャルマーズ―隣人愛による社会実験;ジョージ・ミュラー―神の恵みの証としてのブリストル孤児院;ルイ・ブライユ―点字の父;ヨハン・ヒンリッヒ・ヴィヘルン―ラウエハウス、ヨハネスシュティフトの創設者 ほか)
第2部 社会福祉の時代(ウェッブ夫妻―ナショナル・ミニマムの提唱者;ヘレン・ボーザンケット―1909年王立救貧法委員会多数派報告書の主要な執筆者;M.リッチモンド―ソーシャル・ケース・ワークの母;アリス・ザロモン―ドイツ福祉職を創出するフェミニスト;ヤヌシュ・コルチャック―子どもの権利の尊重 ほか)
著者等紹介
室田保夫[ムロタヤスオ]
現在、関西学院大学人間福祉学部教授。社会福祉学博士。1976年、同志社大学大学院修士課程修了。2005~06年、ハワイ大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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