映画学叢書<br> 映画とテクノロジー

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  • サイズ A5判/ページ数 291,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623065660
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C3374

内容説明

映画とテクノロジーが交差する地点には、如何なる映画/映像が生起するのだろうか。スクリーン、音響、アーカイヴ、メディアをめぐる表象/言説を11の視座から分析し、多角的考察を試みる。

目次

第1部 テクノロジー×表象(監視社会の夢遊病者たち―電子テクノロジーと都市空間;ゴーストの縛りをほどく―『攻殻機動隊』、ポストヒューマニズム、パレルゴン;「胎児」の誕生―『悪魔の赤ちゃん』と1970年代妊娠ホラー;テレビ文化批評としての映画『トゥルーマン・ショー』―「リアリティTV」、消費文化、1950年代アメリカ;シネマティック・ロボトミー―テクノロジー、暴力、『時計じかけのオレンジ』)
第2部 スクリーン×音響×テクノロジー(ワイドスクリーンと日本映画の変貌―変化する撮影のスタイル;音と物語世界におけるポスト「古典的ハリウッド映画」のプルラリズム―アルトマン『カリフォルニア・スプリット』から『ナッシュビル』へ;アルフレッド・ヒッチコック『鳥』における「サイレント」と「音」)
第3部 メディア×アーカイヴ×テクノロジー(デジタル技術時代における映画―実写イメージとアニメーション・イメージ;映画復元の倫理とテクノロジー―四つの価値の百分率)

著者等紹介

加藤幹郎[カトウミキロウ]
1957年長崎市生まれ。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程単位取得満期退学。京都大学博士。京都大学大学院人間・環境学研究科教授、ミシガン大学客員教授、カリフォルニア大学バークリー校、カリフォルニア大学ロサンジェルス校、ニューヨーク大学、ハワイ大学マノア校フルブライト客員研究員などを歴任。現在、京都大学名誉教授。主要業績に『映画とは何か』(みすず書房、2001年、吉田秀和賞)などがある

塚田幸光[ツカダユキヒロ]
1971年茨城県生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。関西学院大学博士。防衛大学校総合教育学群外国語教育室准教授などを歴任。現在、関西学院大学法学部・大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。韓国済州大学校特別研究員。映画学、表象文化論、アメリカ文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島晋作

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結論から申し上げて、大変勉強になった本である。何より本のイカツさに反して読みやすい。ただ、アンソロジーだけあって、内容は玉石混淆である。映画を通してテクノロジーを語るのか、あるいはその逆かで面白さが段違いに変わると思った。もちろんこれは映画の本なのだからすべては後者であってしかるべきなのだが、意外にもそのような論文は少ないのだった。しかし映画好きとしてはやはり、テクノロジーを論じつつもそれぞれ『マイノリティ・リポート』論、『ナッシュビル』論になっている第1章、第7章がもっとも読みごたえがあった。2015/10/21

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