内容説明
アメリカ社会史研究の第一人者が、多様な人びとの生活や、社会の根幹をなす「労働」の観点からアメリカ史を概観し、新たな歴史の見方を提供。白人、黒人、移民、女性、職人、工場労働者、ホワイトカラー、事務員…働く人びとの生活の実態や労働運動を鮮やかに描く。アメリカ史の魅力を再発見できる一冊。
目次
第1部 一九世紀の労働民衆(前工業的社会としての出発―植民地時代から共和国初期;工業化過程の中の労働民衆―一八五〇年代まで;黒人奴隷制度と労働民衆;金ぴか時代の労働民衆―一九世紀後期 ほか)
第2部 二〇・二一世紀の労働民衆(革新主義時代の労働者―一九〇〇~一九一〇年代;繁栄と保守の中で―どよめく一九二〇年代;大不況下の苦しみと闘い―一九三〇年代;第二次大戦とその直後―一九四〇年代 ほか)
著者等紹介
野村達朗[ノムラタツロウ]
1932年鹿児島県生まれ。1960年九州大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、愛知県立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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19世紀の労働民衆: 植民地時代→共和国初期 工業化過程の労働民衆―1850年代まで 20・21世紀の労働民衆: 革新主義時代の労働者―1900〜1910年代 繁栄と保守の中で―どよめく1920年代 大不況下の苦しみと闘い―1930年代 第二次大戦とその直後―1940年代 ビッグ・レイバーの時代―1950年代 アメリカが揺れた激動―1960年代 忍び寄る保守化と移民の流入―1970年代 レーガン‐ブッシュ期衆―1980年代 労働運動に起こった革新の動き―1990年代 ほのかな希望の光―21世紀に入って2022/11/16
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