内容説明
場のアクターとしての現代福祉研究の方法を探る。
目次
1 福祉社会の開発(福祉社会の開発と研究;アクターとしての調査実践;「場づくり」の理論と方法;アジアの草の根生活保障)
2 地域再生における政策・場づくり・支援ワーク:高知県の福祉社会開発(中山間地域からみた福祉社会の開発:地域支援の政策展開;地域支援企画員による場づくり支援;福祉行政における地域支援の展開;韓国鎮安郡の村づくりにみる福祉社会開発)
3 地域における社会関係の再構築(まちづくりから福祉へ:大阪・北芝地区の試み;福祉からまちづくりへ:釧路での試み)
4 福祉社会開発における研究と実践の協働(方法としての「メタ現場」:研究と実践の協働空間;アクターとしての研究者:釧路市の実践に関連して;制度的福祉の限界と福祉社会開発)
著者等紹介
穂坂光彦[ホサカミツヒコ]
日本福祉大学福祉経営学部特任教授。日本福祉大学アジア福祉社会開発研究センター長。東京大学大学院都市工学専門博士課程満期退学。国連アジア太平洋経済社会委員会、国連人間居住センター職員等を経て、現職。専門は社会開発、居住福祉
平野隆之[ヒラノタカユキ]
日本福祉大学社会福祉学部教授。日本福祉大学総合研究機構長。南京大学客員教授。大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程単位修得退学。博士(社会福祉学)。専門は、地域福祉・福祉計画
朴兪美[パクユミ]
日本福祉大学アジア福祉社会開発研究センター主任研究員。日本福祉大学大学院社会福祉学研究科博士課程修了。博士(社会福祉学)。専門は、地域福祉
吉村輝彦[ヨシムラテルヒコ]
日本福祉大学国際福祉開発学部准教授。東京工業大学大学院人間環境システム専攻博士後期課程修了後、国際連合地域開発センター研究員を経て、2006年より現職。博士(工学)。専門は、まちづくり・都市計画・国際地域開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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