社会科学のための計量分析入門―データから政策を考える

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623064298
  • NDC分類 301
  • Cコード C3031

内容説明

政策について深く考えたい学生のために、政治、経済、国際関係などを社会科学的に研究するために役立つ計量分析の手法を、基礎からわかりやすく解説。エクセルを使って政治、行政、経済、国際関係などの社会に関する様々なデータの分析を実際に体験しながら、データの収集・作成や仮説の構築・検証といった計量分析の進め方を学べる。データを用いた政策研究を始める学生、必携のテキスト。

目次

政策研究と計量分析―計量分析によって何がわかるのか?
第1部 計量分析をはじめる前に(リサーチ・プロセス―計量分析はどのような流れで行われるのか?;データ収集方法―分析の対象をどのように集めるのか?;変数の分類―収集された情報をどのように表現するのか?)
第2部 記述統計(度数分布と視覚的要約―分布をビジュアルで表現してみよう;分布の数値的要約―分布を数値で表現してみよう)
第3部 推測統計(推定と仮説検定―部分から全体を推測してみよう;平均の差の検定―違うグループの平均値を比較してみよう;クロス集計分析―関係を表で表現してみよう;相関分析―関係の強さを測ってみよう;回帰分析―因果関係を式で表現してみよう)
計量分析と理論的考察―計量分析の前と後に行うことは何か?

著者等紹介

松田憲忠[マツダノリタダ]
2005年早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。2008年博士(政治学)(早稲田大学)。現在、青山学院大学法学部准教授

竹田憲史[タケタタケシ]
2004年ウィスコンシン大学経済学部大学院博士課程修了、Ph.D.。現在、青山学院大学国際政治経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ryueno

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第8章でカイ二乗検定を行うために必要な期待度数の求め方が書かれていなかった点が、若干不親切であるように思う(期待度数の求め方について書かれている文献を掲載してはいた)。それから、第9章3節の相関係数の求め方の公式が微妙に誤っていた。僕は事前に統計学の本を1冊読んでから本書に入ったので、ある程度内容はわかったように思うが、「なぜそうなるのか」という理屈も含めて理解するには本書だけでは間違いなく足りない。ということで、次の文献を模索中。2013/06/12

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