フランク・ナイト社会哲学を語る―講義録 知性と民主的行動

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フランク・ナイト社会哲学を語る―講義録 知性と民主的行動

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  • サイズ B6判/ページ数 260,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623064267
  • NDC分類 331.253
  • Cコード C3033

内容説明

シカゴ学派の創始者とされるフランク・ナイト。リスクや不確実性、利潤や競争の倫理をめぐる難解な議論で知られる彼は、晩年、教え子の一人であるブキャナンの求めに応じ、「知性と民主的行動」と題した講義をヴァージニア大学で行った。そこでは、15年近くにわたり彼が取り組んでいた自由主義研究の成果が、できるだけ平易に、経済学教師としての反省や政策論議に対する毒舌などを交えて、率直に語られていた。ナイトがついに世に問うことのできなかった、幻の著作の名残ともいうべき講義録、初の全訳。

目次

第1章 合理的規範の探求
第2章 自由社会―歴史的背景
第3章 経済的秩序―構造
第4章 経済的秩序―一般問題
第5章 自由主義の倫理
第6章 精神はその解放によって引き起こされる問題を解決できるのか

著者等紹介

ナイト,フランク[ナイト,フランク][Knight,Frank Hyneman]
1885年イリノイ州マクレーン郡生まれ。1911年ミリガン大学(テネシー州)で哲学の学士号(Ph.B)、1913年にテネシー大学で一般科学の学士号(B.S.)および文学修士号(M.A.)、1916年にはコーネル大学で経済学の博士号(Ph.D)を修得。コーネル大学講師(1916~17)、シカゴ大学講師(1917~19)、アイオワ州立大学准教授(1919~22)および同教授(1922~27)を経て、シカゴ大学教授に就任(なお1927~45年は経済学教授、1945~52年は社会科学および哲学特別教授、それ以降は名誉教授)

黒木亮[クロギリョウ]
1975年宮崎県東臼杵郡生まれ。1998年九州大学経済学部卒業。2003年九州大学院経済学府博士課程修了。博士(経済学)。獨協大学経済学部専任講師(2003~10年)を経て、獨協大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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毒モナカジャンボ

2
素晴らしい本。自由=実効的選択を強制≒説得に対置したナイトの講演は、必然的に反説得的であって聞き手を焦らせるが、こういった語り方こそが民主主義において重要だという実践。第一級の経済学者であったナイトの人間の定義は、反秩序的、感情優位、偏見に基づく独善性など厳しい。第一に重要なことは複数の選択肢を比較し、限界代替率が等しくなるような社会的選択を行うことにある。ナイトに対しては、個人主義とは実際は家族主義であるというテーゼの歴史的有効性、教育という知性の人工的改良は可能なのかという問いが可能であろう。2020/05/04

ホリエッティ

1
よーさいどく2024/10/27

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