内容説明
若き日に長崎海軍伝習所で数学等を修得した塚本明毅は、幕府海軍で活躍するも、維新後は静岡藩沼津兵学校の頭取を勤め、また新政府の改暦事業や地誌編纂事業を指揮するなど、生涯にわたって異彩ぶりを発揮した。その知られざる足跡と人物像を初めて明らかにする。
目次
第1章 その名前と家系
第2章 少年の学習
第3章 長崎海軍伝習所の日々
第4章 幕府海軍
第5章 沼津兵学校と『筆算訓蒙』
第6章 太政官出仕と改暦
第7章 地誌編纂事業―太政官正院時代
第8章 修史局から修史館へ
第9章 内務省地理局
終章 明毅の死とその後の地誌
著者等紹介
塚本学[ツカモトマナブ]
1927年福岡県生まれ。1950年東京大学文学部史学科卒業。明治用水史誌編纂主任、愛知県高校教師、信州大学人文学部教授、国立歴史民俗博物館教授を経て、国立歴史民俗博物館名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 中学校社会指導スキル大全