内容説明
世界金融危機と国際秩序の多極化、オバマ政権の登場と政権運営を主眼に、冷戦後の歴史的な展開も踏まえて、アメリカの政治・経済・外交をわかりやすく解説。現代の世界秩序において中心的な地位を占め、各国に多大な影響を及ぼしているアメリカ政治経済に関する体系的な知識をつけ、問題を発見して独力で資料を収集・分析し、議論ができるようになるテキスト。
目次
第1部 世界金融危機(国内経済情勢―住宅バブルはなぜ生じたのか;対外経済関係―世界金融危機はどのように広まったのか)
第2部 国内経済(産業構造の変化―サービス経済化とイノベーションシステムへの道;雇用構造の変化―所得格差はどのように拡大したのか)
第3部 国内政治(政治システム―オバマ政権はどのように成立したのか;財政政策―巨額の財政赤字をどうするのか;社会政策―医療保険改革はなぜ困難なのか;エネルギー政策―気候変動対策とエネルギー安全保障をめぐって;金融政策―なぜ金融危機を防げなかったのか)
第4部 国際関係(ポスト冷戦期の外交・安全保障政策―新たな外交政策理念の模索;オバマ政権の外交政策―国際秩序の多極化とマルチパートナー外交;変化する米中関係―アメリカの対中・対アジア太平洋政策)
著者等紹介
藤木剛康[フジキタケヤス]
1996年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程中退。現在、和歌山大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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