内容説明
本書は、カールツァイス社の創業から経営を担い、企業が利益を出しつつその永続性を保つための仕組みづくりに全身全霊を賭けた、エルンスト・アッベの経営思想、実践事例を詳細に検証。8時間労働、有給休暇、企業年金、健康保険など、従業員の勤労意欲を高め、労使協調による企業成長を可能にしたアッベの理想と実践は現在の企業経営に多くの示唆を与えるものといえる。
目次
第1章 アッベの生涯
第2章 アッベの経営構想
第3章 アッベの経営の理想
第4章 アッベの経営目的の実現
第5章 アッベの経営経済学創造への寄与
第6章 アッベの経営社会政策論創造への寄与
第7章 アッベの経営倫理の思考
著者等紹介
野藤忠[ノフジタダシ]
1946年福岡県生まれ。1974年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。博士(経営学)。現在、西南学院大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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