内容説明
思考力・判断力・表現力を評価する「パフォーマンス評価」や「ポートフォリオ評価」は、どんな考え方に基づき、どのように実践するべきか?本書では、「質」の高い学力を教師や子ども、保護者たちの「参加」によって育もうとする「真正の評価」論と、その評価方法である「パフォーマンス評価」や「ポートフォリオ評価」等の進め方を具体的に解説する。評価に関わる全ての人のための絶好の入門書。
目次
第1章 これまでいたところ―標準テスト
第2章 これから向かうところ―「真正の評価」
第3章 生徒たちがしていることを観察する
第4章 生徒の作品を評価する―ポートフォリオ評価
第5章 パフォーマンス評価―本当に「大事なこと」をテストする
第6章 生徒とその家族に評価プロセスを開示する
第7章 新しい評価における採点と成績づけ
第8章 「真正の評価」を実行する
第9章 よくある質問―「真正の評価」について
第10章 もっと詳しく知りたい人のために
著者等紹介
ハート,ダイアン[ハート,ダイアン][Hart,Diane]
執筆家、カリキュラム開発者、評価コンサルタントとして全米的によく知られている。アメリカ史、世界史、地理、政治経済など、数多くの教科書編集にも携わっており、その教科書は、全米の小・中・高校で広く使用されている。南太平洋の新しい国家パラオで初めてつくられた公民教科書の作成にも関わった。カリキュラムと指導のデザインについて、多くの人々のコンサルタント役を務めている。また、複数の州の教育省と協同して、スタンダードに基づく評価の開発も手がけている
田中耕治[タナカコウジ]
京都大学大学院教育学研究科教授。教育方法学・教育評価論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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zukkini
こいワい