内容説明
3部構成により、精神分析学を原点とする「力動的臨床心理学」とエリクソン理論をもとに、臨床心理学と発達心理学の統合を目指す「発達臨床心理学」を中核に論じる。
目次
特別寄稿 広島大学における臨床心理学の小史
第1部 力動的臨床心理学の理論と実践(力動的臨床心理学の理論と心理療法への適用;力動的心理臨床の実践;力動的心理査定)
第2部 発達臨床心理学の理論と心理臨床実践(発達的危機からみたアイデンティティの生涯発達と心理臨床;青年期の発達と臨床的問題;施設入所高齢者の心理臨床的援助―ライフレビューの臨床的応用;障害・病をもつ人々の理解と援助;知的障害児・発達障害児に対する心理臨床)
第3部 ストレスとサポートの臨床心理学(産業臨床とストレス研究;大学生のストレスとストレスマネジメント;滞日日系ブラジル人の異文化適応支援)



