内容説明
情報化による社会生活の変化、その意味とは。見え始めた情報社会の本質を、地域における情報化過程にも注目しながら理論と実態の分析の両面から理解していく。
目次
いま情報社会を語る意味―情報社会論の変遷から
1 コミュニケーションとメディア(情報空間の意味と変容;現代社会と口コミ;メディアをめぐるメタファーと物語;テレビニュースの娯楽化とキャスターの語る行為;インターネットの普及とニュースの受容―ニュースを「読む」という行為の現在)
2 コミュニティとメディア(つながりあえる社会の構造と論理―メディア・コミュニティの理論的整理と現状;地域と放送メディア;市民メディアとしての地域メディア―ソーシャルキャピタル論の視角から;島しょ社会と情報化―沖縄県大東島の事例から;都市高齢者の孤立と孤独死―情報ネットワークの制度化に向けて)
3 情報社会のゆくえ(ポストモダン映画と映画鑑賞様式の変容;うらみ・つらみ・ねたみ・そねみ―後期近代におけるルサンチマンとバッシング;情報公共圏と現代日本―「ポストモダン」時代の市民意識を考える)
著者等紹介
前納弘武[マエノヒロム]
大妻女子大学社会情報学部教授
岩佐淳一[イワサジュンイチ]
茨城大学教育学部教授
内田康人[ウチダヤスト]
目白大学社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 電子書籍
- 1992年(2月4日~1993年2月3…