内容説明
東アジア新興国の経済発展が目立つ一方、日本経済の先行きは今だ不透明である。この情勢下、日本の地方産業にもその影響は強く、地域経済の中核を担う企業の撤退や工場の縮小、閉鎖、公共事業依存であった地域等では、今後いかに復興を実現するか重大な課題となっている。本書は代表的産業振興策を五類型に分け、具体的事例から、必要な指針や計画、仕組み、組織作り等を検証し、成功につながる要因を抽出する。
目次
序章 本書の研究の背景と研究課題・方法
第1章 クラスター形成と地域産業振興
第2章 異業種参入と地域産業振興
第3章 産学連携・地域連携と地域産業振興
第4章 農商工連携と地域産業振興
第5章 地産地消と地域産業振興
終章 現代の地域産業振興策
著者等紹介
伊東維年[イトウツナトシ]
現在、熊本学園大学経済学部教授
田中利彦[タナカトシヒコ]
現在、熊本学園大学経済学部教授
出家健治[デイエケンジ]
現在、熊本学園大学商学部教授
下平尾勲[シモヒラオイサオ]
福島学院大学学長、福島大学経済学部教授を歴任。2007年8月9日逝去
柳井雅也[ヤナイマサヤ]
現在、東北学院大学教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。