内容説明
行政区画の枠内に収まらないエリアを対象とした紙のローカル・メディアは、なにを伝え、どのような文化をつくりだすのか。『地域雑誌 谷中・根津・千駄木』を中心に、『シティライフ』(大阪)、『渡良瀬通信』(群馬)とも比較しつつローカル・メディアの意義と役割を考察する。
目次
序章 現代のローカル・メディア
第1章 都市に生きるローカル・メディア
第2章 ローカル・メディアがつくる文化―記号としての谷根千
第3章 ローカル文化への「まなざし」
第4章 ローカル・メディアの比較―谷根千・北摂・渡良瀬
終章 地元愛とローカル・メディア
著者等紹介
岡村圭子[オカムラケイコ]
1974年東京生まれ。2003年中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(社会情報学)。現在、獨協大学国際教養学部准教授。専攻は社会学(異文化間コミュニケーション)、社会情報学(地域メディア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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