内容説明
世界最大の経済大国であり、多様で魅力的なアメリカ。本書は、日本とも深いつながりがあるアメリカ経済・社会を、経済学にとどまらず政治、経営、法学など様々な視点から解説し、その全体像を明らかにする。リーマンショック・世界金融危機後の情勢もふまえて、アメリカ経済の基盤、20世紀以後の政治経済の大きな流れ、国内政策や外交、現代の重要課題などあらゆる面を網羅した、アメリカ政治・経済研究のための必携書。
目次
多面的なアメリカ経済
第1部 経済大国アメリカの基盤(アメリカ経済の特性;経済成長の源泉;自由企業体制;反トラスト法;交通;技術政策と研究開発)
第2部 20世紀以後の政治経済の歩み(大きな政府へ;小さな政府を経て新たな政府の役割へ)
第3部 マクロ・対外政策の考え方と展開(財政システム;金融システム;産業構造と貿易)
第4部 現代の重要課題(移民政策;医療保険;教育政策;環境政策;アメリカ経済の展望)
著者等紹介
地主敏樹[ヂヌシトシキ]
1959年西宮市に生まれる。1989年ハーバード大学大学院修了(Ph.D.)。現在、神戸大学大学院経済学研究科教授
村山裕三[ムラヤマユウゾウ]
1953年京都市に生まれる。1982年経済学博士(ワシントン大学)。現在、同志社大学大学院ビジネス研究科教授
加藤一誠[カトウカズセイ]
1964年京都市に生まれる。1992年同志社大学大学院経済学研究科博士課程後期満期退学。2002年博士(経済学)(同志社大学)。現在、日本大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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