叢書・ウニベルシタス<br> アラブの女性解放論

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叢書・ウニベルシタス
アラブの女性解放論

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588011696
  • NDC分類 367.242
  • Cコード C3336

出版社内容情報

120年前のエジプトで唱えられた男女平等思想。女子教育、ヴェール、家族法に関するその主張は、反イスラームといわれながらも、エジプトのみならずイスラーム地域の諸言語に訳され、信仰と近代性との調和を切に求める人々に広く定着していった。アラブ・フェミニズムの基本文献『女性の解放』と『新しい女性』に詳細な解説2本を付す。当時の衝撃と後世まで与えた影響を理解するのに格好の書。

内容説明

女性とは何なのか。男性と同じ人間だ。120年前にエジプトで出版されるや激しい議論を巻き起こし、後世まで影響を及ぼし続けた『女性の解放』と『新しい女性』。アラブ・フェミニズムの基本文献に詳細な解説2本を付す。

目次

女性の解放(社会における女性の地位は、国の精神的成熟度を反映している;女性の教育;女性のヒジャーブ;女性と国;家族;結論)
新しい女性(歴史の中の女性;女性の自由;女性の自身への義務;女性の家族への義務;教育と隔離;エジプトの女性をめぐる思想状況;解説1 カースィム・アミーンとエジプトのフェミニズム;解説2 アラブ近代思想におけるカースィム・アミーンの女性解放論)

著者等紹介

アミーン,カースィム[アミーン,カースィム] [Amin,Qasim]
1863年、エジプト生まれ。法律家。カイロで近代的な学校教育を受けた後、1881年から政府派遣留学生としてフランスのモンペリエ大学で法律を学ぶ。85年に帰国した後、混合裁判所や地方都市の検事長、カイロ控訴院裁判官を歴任。1894年にはカイロ控訴院裁判長に昇進。1890年代半ば以降、エジプトの社会問題やエジプト人の精神性について、フランス語やアラビア語で執筆する。エジプトにおける女性の地位の低さとその改善の必要性を論じた『女性の解放』(1899年)は特に注目され、一部の称賛を浴びたが、女性の装いや振る舞い、隔離の問題に関する記述等によって多くの批判にもさらされた。その応答として執筆したのが『新しい女性』(1900年)である。1908年、44歳で死去

岡崎弘樹[オカザキヒロキ]
亜細亜大学国際関係学部講師。パリ第3大学アラブ研究科博士課程修了、社会学博士。専門は、アラブ近代政治思想、および現代シリア文化研究。19世紀以来のアラブ人思想家による自己批判の精神史、ならびに1967年以降のシリアにおける思想・文学・映画の展開に関心を寄せる

後藤絵美[ゴトウエミ]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。専攻は、イスラーム文化・思想研究、中東地域研究、ジェンダー・フェミニズム研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

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教育と知識: 女性教育 自立 社会参加 知識の力 家庭外の貢献 教育改革 読み書きの普及 教育機会拡大 学習の継続 生涯教育 役割と自立: 家庭内外の役割 労働市場の参入 経済的自立 収入の安定 職業訓練 起業支援 公共活動 文化・伝統とジェンダー平等: ヒジャーブ選択の自由 伝統の再解釈 価値観の変化 宗教と現代化 イスラームの教え 男女平等の推進 社会制度の改革 法的権利の保障 女性の自己実現 家父長制の克服 変革と発展: 文化的変革 社会構造の変革 女性解放運動 社会的意識向上 公共政策の影2025/02/19

frgmntsofmeand

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20世紀初頭のエジプトにおける女性解放/フェミニズム論。意外だったのは「殖産興業における女性の役割」のような、女性に対する体制への直接的動員論にはほぼ触れていないところ。(子どもへの教育や、芸術・文化への女性の役割のような間接的な動員には言及しているけれど)2025/01/16

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