内容説明
グローバルな視野とジャパンオリジナルの視点とを提示しつつヒューマンケア職の気づき、目覚め、旅立ちを誘う挑戦的テキスト。
目次
科学と医療・看護・福祉―新たな人間理解に向けて
社会学の学び方―社会を生き、社会を学ぶ
社会と集団―社会の生まれ出づるところ
国家と社会―変わりゆく国民国家
犯罪の社会学―犯罪問題を通してみる私たちの社会
家族を社会学することの醍醐味―「社会」における「家族」の絶えざる発見と創出
教育と労働―正規/非正規雇用の壁と学歴
見える宗教見えない宗教―超越性のダイナミズム
コミュニケーションを社会学する―耐えがたきを耐え、忍び難きを忍ぶことの解明へ
情報・メディア・プライバシー―「生活の情報化」をどう生きるか
感情を社会学的に考える―介護・看護・福祉における感情労働
健康と健全―晒される生命の訴え
NPO・ボランティア―「良心的支持者」からなる集合行為
環境運動と地域社会―環境をめぐる「意味づけの違い」を越えて
著者等紹介
早坂裕子[ハヤサカユウコ]
現在、新潟青陵大学看護福祉心理学部教員(医療社会学・福祉社会学)。2008年新潟大学大学院医歯学総合研究科博士課程修了、博士(医学)。1996年東京大学大学院医学系研究科博士課程単位取得、博士(社会福祉学)。1991年ロンドン大学大学院RHC社会科学研究科修士課程修了(MSc.Medical Sociology)
広井良典[ヒロイヨシノリ]
現在、千葉大学法経学部教員(公共政策、社会保障論、科学哲学)。2001‐2002年マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。1986‐1996年厚生省勤務。1986年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(相関社会科学専攻)。1984年東京大学教養学部卒業(科学史・科学哲学専攻)
天田城介[アマダジョウスケ]
現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科教員(社会学)。1997‐2000年日本学術振興会特別研究員(DC1採用)。2000年立教大学社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了、博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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