集団人間破壊の時代―平和維持活動の現実と市民の役割

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  • サイズ A5判/ページ数 487,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623055883
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C3022

内容説明

20世紀に入って以降、国家間の紛争・戦争が多発し、かつ一般市民への迫害・虐殺も史上例を見ない頻度と規模で起こり続けている。これに対して先進各国や国際社会はどのように臨み、いかなる政策を取ったのか(あるいは取らなかったのか)。数多き失敗から教訓を学び、新たな集団人間破壊の発生を防止するための政策を示す。ピューリッツアー賞、全米図書批評家協会賞、外交問題評議会賞受賞図書、待望の翻訳。

目次

第1部 最も非人間的な犯罪の続発(集団人間破壊者;名もなき犯罪;名前を与えられた犯罪;レムキンが創り出した法律;致命的適対者)
第2部 二〇世紀後半に続発した集団人間破壊(カンボジア―「孤立する巨人」;大声で留保条件を求める;イラク―「人権と化学兵器使用は別問題」;ボスニア―「埋葬の単なる目撃者」;スレブレニツァ―「打ちのめされる」 ほか)

著者等紹介

パワー,サマンサ[パワー,サマンサ][Power,Samantha]
1970年アイルランド生まれ。1979年アメリカ移住。1992年エール大学卒業。ポール・ケネディ教授のゼミ生(世界史専攻)。レムキン博士を知る。1993~96年旧ユーゴスラビア、コソボ、カンボジア、イラク、ルワンダ、スーダン他の紛争現場から世界の主要紙に寄稿。特にユーゴスラビアからの報道は、世界に向けた警鐘乱打となった。1998年ハーバード大学School of Law卒業

星野尚美[ホシノナオミ]
1950年富山県生まれ。ハーバード大学Kennedy School of Government卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takao

2
ふむ2022/11/01

メルセ・ひすい

1
13-67赤19ハーヴァード大・ゴア系統執筆スタッフ ピューリッツァーって米国の御用でショ・・ノーベルもアクマデ米国から見下ろした世界・・時代錯誤!●米国の不作為で大量殺戮?? 不作為ジャナインジャナイ・・米は最大の武器輸出国で常任理事国でロビーイスト地獄の合衆国では? ってことは犯人国家、イマダニ日本を極東呼ばわり、植民地と言え!虐殺も史上例を見ない頻度と規模で起こり続けている。この悲劇を防止するための政策とは。★マズ、常任理事国が武器輸出の全面禁止を調印し、第三者の査察を甘受せよ!怒2010/04/13

muko1610

0
★★2010/08/18

roxy001960

0
長い、翻訳が読みづらい。とても米国的に感じてしまうのは、本書が米国政府の対応を中心に取り上げているからだと思うのですが、日本でこのような主張をする人はあまりいない(あるいは、私が知らないだけか?)。このようなテーマは、もう少し国際的な視点で各国政府の対応を比較し、国際機関の役割との関係を整理してもらえると、素人にも分かり易かったのではないかと思います。市民一人一人の認識と活動が重要だという点に関しては同意しますが、ボスニアについては、以前「ボスニア内戦」を読んでしまった後なので、どちらの主張が真実なのか?2010/07/03

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