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Minerva西洋史ライブラリー
ヴィクトリア朝ロンドンの下層社会

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  • サイズ A5判/ページ数 255,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623055371
  • NDC分類 233.3
  • Cコード C3322

内容説明

風刺週刊誌『パンチ』創設者の一人、ヘンリー・メイヒュー。先駆的なフィールドワークによって、ヴィクトリア朝ロンドン下層社会の実像を活写した彼のルポルタージュを『モーニング・クロニクル』通信と『ロンドンの労働とロンドンの貧民』から精選し、図版入りで訳出。

目次

第1章 バーモンジーのコレラ汚染地区
第2章 ロンドンのドック労務者と安宿屋
第3章 既製服仕立て職人とお針子
第4章 街の女になったお針子
第5章 貧民学校
第6章 ユダヤ人街頭商人
第7章 街頭のバラッド売り
第8章 ロンドンのごみ回収業者
第9章 煙突掃除年季奉公の知られざる現実
第10章 横断歩道掃除夫
第11章 ブレイスブリッジ・ヘミング「ロンドンの売春」

著者等紹介

松村昌家[マツムラマサイエ]
1929年生まれ。1957年大阪市立大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。現在、大手前大学名誉教授

新野緑[ニイノミドリ]
1956年生まれ。1986年大阪大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程退学。2002年博士(文学)(大阪大学)。現在、神戸市外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鏡裕之

3
煙突小僧こと、煙突掃除の少年たちのくだりは、悲しみを覚えずにはいられない。狭い煙突の中で死んでいくあたりは、憐憫に涙がこぼれそうになる。2018/06/07

パンジャンドラム太郎

1
【参考資料として】貴族だとか華やかで創作物も多いものではなく、庶民、またはそれよりも下層で社会を生きていた人について知れた。当時の生活様式についてはなし。("ヴィクトリア朝当時"連載してた小説だから当たり前か)個人的に気に入ったのはネズミ追いショーの犬と焼きじゃがいも売りと古着市

Cebecibaşı

1
横断歩道掃除夫の子供達の縄張りと内部における独自の秩序への言及が非常に興味深かった。警察の調書といった横断歩道掃除夫の子供達の内実を明らかにできる何か別の史料があれば、それと併せて興味深い研究ができるのではないか。2017/02/11

lionne

0
図書館;再読のためのメモ。19世紀ロンドン下層社会のフィールドワークによるルポルタージュ。2010/02/11

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