目次
人間社会と環境を考える
自然保護を考える
身近な自然を考える
生活と水を考える
農と食を考える
ゴミ問題を考える
環境NPO/NGO・ボランティア・市民活動を考える
まちづくり/地域づくりと環境を考える
歴史的環境と景観を考える
公害・差別・リスクを考える
開発と資源・エネルギー問題を考える
地球環境問題を考える
フィールドワーク
著者等紹介
鳥越皓之[トリゴエヒロユキ]
1944年生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授
帯谷博明[オビタニヒロアキ]
1973年生まれ。奈良女子大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nさん
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環境社会学の入門書。広く浅く?読み易い内容。総勢70名以上もの研究者で執筆され、話題豊富で様々な問題領域を知ることができる。世間では「社会学」と名が付くと、どこか奇をてらう印象がある?が、◯◯社会学の中で、環境社会学は真面目な学問という印象を受ける。それは、公害という社会問題に対し、それを学術が如何に捉え得るのかという視点から始まった学問だからかもしれない。私は「環境問題の社会学」と「環境共生の社会学」は対の概念というより、補完し合う概念だと考える。地道なフィールドワークから真面目な面白さを見つけたい。2019/03/17