ミネルヴァ日本評伝選<br> 陸羯南―自由に公論を代表す

個数:

ミネルヴァ日本評伝選
陸羯南―自由に公論を代表す

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 325,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623052806
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0321

内容説明

ジャーナリスト陸羯南は、藩閥政府の欧化主義を批判した反骨の政論記者、あるいは明治の健康なナショナリズムを体現した言論人とされてきた。本書では、陸が主宰した新聞『日本』の論説を読み込むことで、政論家としての新たな実像に迫り、日本にジャーナリズムが定着していく過程を明らかにする。

目次

第1章 生い立ちから官僚生活まで
第2章 政論記者の世界へ
第3章 『日本』の創刊
第4章 条約改正問題にあらわれたナショナリズムの思想
第5章 ジャーナリズムと政治社会の論理
第6章 議会政治と新聞の役割
第7章 対外硬運動とナショナリズム
第8章 日清「戦後経営」と『日本』
第9章 対外問題と新聞経営―日露戦争前
第10章 日露戦争前後

著者等紹介

松田宏一郎[マツダコウイチロウ]
1961年広島県生まれ。1988年東京都立大学大学院社会科学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。現在、立教大学法学部教授(日本政治思想史)。法学博士(東京都立大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

3
明治期のいわば「健康なナショナリズム」の典型例と持ち出されがちな陸羯南をその神話から解放する一冊。著者は「健康なナショナリズム」の唱導者としての羯南を評価しないばかりかむしろ冷ややかに語る。彼の国民主義についても思想史的な意義を感じていない。しかしその後の言論活動におけるある種の冷静さと最後まで自身の「政論」を自らの望む形で維持せんとした羯南の姿に深く共感を寄せているように思える。政治との距離感に苦慮し時に模索しつつも対外強硬論等の「売れる」言論をあえて排除せんとした羯南の姿こそ我々は学ぶべきであろう。2024/08/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1993376
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品