内容説明
関西都市圏の地域的特性に注目し、経済の活性化や雇用の安定、大都市圏の財政基盤の確立をめざす。そして暮らしの安定とゆたかな地域コミュニティの創出に向けて、必要とされる諸条件を学際的に考察する。
目次
平成不況からの経済再生と経済社会・地域コミュニティの変容―関西都市圏を中心に
第1部 関西経済の活性化、雇用の安定と大都市圏の財政基盤の確立に向けて(関西経済の現状と再生に向けての課題;躍進する東アジアとの経済連携と関西経済の活性化;地域雇用戦略の課題―大阪府を事例として;大都市圏行財政制度の確立に向けて―大都市圏域特有の税制の確立と広域行政の推進)
第2部 暮らしの安定とゆたかな地域コミュニティの創出に向けて(少子高齢社会における居住地の選択および地域コミュニティの変容;福祉行政の質的後退と「行政主導型」福祉系住民活動の育成―二つの「北九州方式」は関西に、そして全国に波及するのか;地域コミュニティとこころの健康づくり;CSRマネジメントと持続可能な地域コミュニティ―ステイクホルダー・マネジメントの展開)
著者等紹介
三好和代[ミヨシカズヨ]
1981年神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得。現在、神戸国際大学経済学部教授。専攻は国際経済学、国際金融論
中島克己[ナカシマカツミ]
1942年生まれ。1970年関西学院大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、神戸国際大学経済学部教授。専攻は財政学、地方財政論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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