内容説明
産業組織論の近年の研究成果を丁寧明快に解説し、伝統的なハーバード学派的展開と新しい産業組織論との結合を試みる。数学を苦手とする学生が増加し、必修科目としてのミクロ経済学の質・量ともに低下している現状に鑑み、世代の異なる少数執筆者の擦り合わせによる、内容の新しさとバランスの良さを兼ね備えた産業組織論入門の決定版。
目次
産業組織論の基本的フレームワーク
企業行動と産業組織―市場構造と企業行動のモデル
産業組織論の発展―SSCP型産業組織論の基礎
合併
企業間協定―カルテル・垂直的取引制限
戦略的行動
価格戦略と非価格戦略
イノベーションと企業行動・産業組織
ネットワーク外部性と標準化
グローバル化と産業組織
競争政策
規制と規制改革
今後の学習に向けて
著者等紹介
土井教之[ドイノリユキ]
1947年兵庫県に生まれる。1974年神戸大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士(神戸大学)。現在、関西学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 現代電子工学通論